夏が来る前に夏っぽい曲でも並べておくか
あ、もう夏だって。そう言って君は僕のくちびるに重ねた。さっきしたゲロの匂いがした。プラットホームは僕らだけだった。東京。東京、東京。
夏が来る前に、私が思う「夏っぽい」曲をたくさんここに書き記したい。冷蔵庫の扉が閉まる前に。
『透明少女』 / ナンバーガール (1999)
余計な言葉は要らない。夏、そのものである。小林優希といえば透明少女、透明少女といえば小林優希である。「赤いキセツ 到来告げて」の歌詞から始まるのだが、夏=赤色の季節、という表現が、単純ながらとて