似てない双子がいるかもしれません
いません。
運転免許を持っていません
運転免許を持っていません。運動神経が悪いので、絶対に人を轢くことが確定しています。運転免許を取りません。
時々、運転免許を持っていたら人生の選択肢が増えていたんだろうな、と思うことがあります。海までドライブできる、就ける仕事も増えます。それでも、運転免許が取れません。
日本人ということもあり隠蔽体質なので、日々、失敗を隠そうとすることが多いです。自動車事故だとそうはいかないので、ハンドルを握るのはやめておきます。
周りの友達が免許を取り始める時期に、毎日部屋で自分の尻を叩いていたら、いつのまにか二十三歳になっていました。車の運転をするよりも、自分の尻を叩く方が自信があります。南無三。
シャンプー屋さん
髪の毛がこわばって、常に爆発した後の博士みたいな感じなので、シャンプーを変えることにしました。
今までは、よくわからないブランドのスースーするシャンプーを使ってたけど、新しく、中学生がつけるヘアワックスみたいな匂いのシャンプーを買いました。
シャンプーを変えたけど、特に生活に変化なし。ボディソープをレモンの香りからバラの匂いにした時は、確かに視野が広がる感じがしたのに。
前髪の後退を阻止する為に、髪の毛や頭皮を強くするメンズシャンプーを買おうかと思ったけど、レジで店員に何を思われるか分からないので、やめておきました。助けてくれ。
世田谷ピンポンズさんに会う
先日、世田谷ピンポンズさん（俺の好きなミュージシャン、ソロ）に会う。近所の本屋、通りかかった時に個展をやっていた。
ふらりと入ると、なんとご本人がいたので、音楽を聴いてます、と伝えることができた。まさか出会えるとは思っていなかった。本当はサインも欲しかったけど、色紙を用意してなかったので、やめておいた。
飾られていたのは著名人の似顔絵たちで、どれも個性を捉えていて愉快だった。ご本人は、そんなにじっくり観るような絵じゃないですよ…、とおっしゃっていたけど、そんなことはないと思います。特に西村賢太の似顔絵がよかった、私は素敵な街に住んでいる。
砂漠でラクダに逃げられて
ザ・セカンド、ザ・パンチさん。曲がりなりにも芸人なので、お笑いの賞レースについてダラダラ書くのは控えたいと思っているけど、今回ばかりは書きたいと思う気持ちの方が勝る。
ザ・パンチさんが、最後の三本目で「砂漠でラクダに逃げられて〜」を入れてきたのは、驚いた。それまでのネタも一本目、二本目、そして三本目、どれも面白くて好きだったけど、最後にまさか、入れてきた。伝家の宝刀、あの嘆くようなツッコミ。
会場が沸いた、インターネットも盛り上がった。かっこいいと思った。心から。そして、あの場であのフレーズを入れてくるのもかっこいいと思ったけど、何より、一撃で仕留めて終わらせるところが、かっこいいと思った。
自分なら、裸足で砂利道走って〜とか、そこから色々と続けちゃうと思うんですよね。ウケたら尚更。でもそこを、続けない。一発で終わらせる、今の俺たちを観てほしい、と思っていたのかは分からないけど、とても惹かれた。
アドリブで入れてくるのも凄いけど、引き際を決めていたところも凄い。これがプロの芸人の矜持。心が震える。
小林優希
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