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498○ 千の夜

前回投稿から約三週間ぶり。資格試験の勉強と本試験のため専念していました。
この期間、映画が観たくて仕方なくて試験終わりで映画館直行して、今日も映画観ました。

来年はSNSの投稿もまばらにしていこうかなと思います。作り手、書き手として、年々考えは変わっていきます。十分納得したものを読んでほしいし、音楽もそう。もっと構築されたものを聴いてほしい。需要と供給は互いの求める質が一致してからがスタート。昨今はプロアマ関係なく質が求められますから。

楽しみながら頑張ります。

今年もあと少しですが、少しでもいい作品を書ければなと思います。

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「千の夜」


今夜を迎えるにあたって

空の色の境目を見るほど

眺めていたわけじゃない

四六時中宙に想いを預けていた

天文学者さえも

日が沈んだ後の長い段幕の意味が

分からなかったように

私達はどうして

空を見上げることをしなくなったのかは

思考の果てにきて

積み上げることによって

宙を掴もうとしているのか

千の夜を幾つ超えて

私はどこに向かうのか

今までのその始めの夜に

私は分からないなりにも

感じてはいただろうか

それならば今夜という

点在する銀色の星とともに明るい漆黒が

尊いと解るはずだ


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なかじ




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