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夫婦別姓とかについて思うこと

雑感まとめ。ずっと思って来たこと。

ワタシは諸事情で今まで3つの名字と縁が有る。

仮に名字ランキングベスト3で説明させて貰うと

「佐藤」で生まれて結婚して「鈴木」になって

離婚して「佐藤」に戻って

新しい結婚をして「高橋」になった。

まあまあ複雑だけど世の中は広くて色んな方がいるので

序の口だとは思う。

ただワタシの場合、名字の変わる時期が職に就いた頃と重なったり

また看護師と言う仕事にも関連したりして今も残る思い。

さて最初の結婚は就職して10日目の事。若干21歳。

結婚時における改姓手続き云々。

そして職場には「旧姓使用」の制度は一応あったが、新人だし10日しか旧姓で働いてない訳だし利用する思いには至らず。

最初の、結婚した名字で暮らした訳ですよ、3年。

そして詳しくは割愛しますが

紆余曲折の3年後、元の名字(生まれた時の)に戻り

深く考えず又書類免許等の名前をひとつずつ戻す。

もちろん職場の名札も。

その事で思いがけない困り事に出会う。

当時の職場では、ナースと言う職業上衛生面考え

結婚指輪のみ許されているが

新人でペーペーのワタシはそんなんつけてなかった。もちろん同じ部署の婦長以下先輩後輩は自身の既婚も離婚も知っているが

ドクターや薬剤部など関連職、そして患者に至るまではワタシが若かった事も有り

21歳で結婚し24で離婚したと言う事実の想像はし難かったのだと思う。

つまり私の突然の名字変更の理由を、「おめでとう」と言う人多数。

まあ傷付かないんですけど私は。問題はその場のやり過ごし方。

いや違うんですよと言っても、そんな照れちゃってーと返してくる。

苦笑いで流しても、式はしたの?どんな相手?とか聞かれる。

思い切って真実を伝えると気まずい雰囲気が流れる。

思いましたね、これって女性特有。

結婚で名字が変わるのは圧倒的多数で女性。こういう小さな出来事は少しずつ重なるとしんどい。

あと思ったのは、免許等の名前変更。

誰かが言ってました。結婚のための手続きは幸せになる為の一歩だから

煩雑な手続きも気にならないけど

離婚の為のそれは、ストレスが半端ない。

もちろん離婚して自由になる為の一歩では有るんですけど

ネガティブな方向なもんだから、運転免許の変更の為に警察署や銀行郵便局

ひとつずつ足を運ぶ手間が辛い。

そして自分の経験からは(他の職の免許の制度を知らないんで)

看護師免許の変更でかなり複雑な思いをしたという事を強調したいと思う。

看護師免許に記載されている個人情報として

本籍のある都道府県、姓名

この変更に掛かる費用が有ります。一件千円也。

本籍地は変更無い方が居るかもしれませんが

ワタシは毎回変更必要あった人間。

最初の例で言うと(佐藤鈴木高橋、都道府県名は架空でお伝えします

まず「佐藤さん」で「東京」で看護師免許の発行をして貰う。

次に結婚「鈴木さん」で「北海道」で変更で二千円也

離婚し「佐藤さん」に戻り東京都」に変更で二千円也。

再婚で「高橋さん」で「大阪」に変更で二千円也。

もちろん届出申請をしてから免許作成まで日数が必要で

そのたび毎回保健センターに取りに行く(と言う手間)

お金もだけど色々損してるよワタシ!と言うのが素直な感想。

そして日本に住んでる限り、大概は家の制度だか何だかで

改姓する機会が多いのは女性なんですよ。

夫婦別姓と言うやり方に、不勉強な私が

素直に諸手を挙げて賛成と言う訳では無いけど

こう言う煩雑さを、世の男性方が理解しているかどうかを聞いてみたい。

こういう単純な思いでいいから

他の方の意見が気になるワタシ。








小1の時に小説家になりたいと夢みて早35年。創作から暫く遠ざかって居ましたが、或るきっかけで少しずつ夢に近づく為に頑張って居ます。等身大の判り易い文章を心がけて居ます。