サイクル
最近では
・ギャンブル
・歴史
の本を読んでいるのだが、自然のサイクル的なものをなんとなく感じるようになってきた。
例えば、ルーレットの確率を見たときに、赤と黒の割合が大体50%になることや、今読んでる『感染症の世界史』という本では、
人がサイクルから逸脱するような行為をしたがために、疫病や感染症になることが多い。
例えば、森林伐採をしていたがために、疫病にかかってしまう。
映画『アウトブレイク』の中で、アフリカの呪術師のこんな言葉が引用されています
本来人近づくべきでは無い場所で木々を切り倒したために、目を覚ました神々が怒って罰として病気を与えた
人類は発達したから感染症の宝庫
感染症が日本に来たのは江戸時代あたりです。開国をしたばかりに、多くの人が感染症にかかってしまい当時の攘夷志士とかは異国民を恨んだりとか。
一番人を殺して来たのは疫病
歴史的な戦争で例えばペロポエソス戦争(紀元前431〜404)
アテネを盟主とするデロス同盟と、スパルタを中心とするペロポネソス同盟との戦いですが、ペロポネソスの攻撃に対して、アテネは籠城作戦で抵抗しました。ところが、人口密度が高まった城内で感染病が発生し、中にいた3分の1が死亡するという最悪の事態を招きました。
戦争と感染症の歴史では、しばしば戦死者よりも感染症での死者の方が上回ることが多いです。
移動が簡単だから、バイオハザード
なぜ近代になって疫病が流行るのだろうかと考えたときに、1つの要因としては移動が簡単になったことが挙げられる。昔の場合だと、集落付近で活動していたため、感染症にかかったとしたら全員死ぬか、その集落を捨てるかという選択肢で他の地域や国への感染は防ぐことができた。
しかし現代では、海外へも1日かからずしてどこへでも移動できてしまう。だから、空気感染するようなウイルスに感染した場合はすぐ世界に広まってしまう。
2つ目の要因としては、自然破壊ではなかろうか。
自然破壊は森林伐採とか植物を搾取していく他にも、動物の飼育や家畜等がもたらすものがある。
自然破壊することにより、動物の生態系を脅かすので、二つはほぼイコールなのだが、元来自然の流れで変化して来た”海や山”を人間の手で汚染していっているのでこれは冒頭で触れた”サイクル”から逸れた行為と言える。
サイクルから逸脱すると、いずれ強制的に環境を変えられる状況になるかもしれない。コロナでは死者や被害者が少なかったが、他の災害も逃れられられないのかもしれないなあ。
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