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なぜ今の若者は本気を出せないのか

今日は、芹澤です。

『なぜ今の若者は本気を出せないのか』と考えたわけですが、これを書いている僕も26歳と若者です。

僕たちの世代は最近おじさん世代の人から、『本気で生きてないよね』と指摘されることが多いです。

おじさんも僕を含めた多くの若者に向けて助言・指摘をしているわけだから今の20代から30代あたりは本気で生きていないように見えるそうです。

大体の人は本気じゃない

そもそも論として、本気で人生を生きている人というのは少数派だと思えます。脳というのは、普段の生活では5%も使われていないといいます。脳を駆使してしまうと体が損傷したり、過負荷がかかるのを防ぐために人間は普段自分の限界の遠いところで日常生活を送っています。

本気を出さなくても生きていける
日本という国はかなり特殊です。今の時代ではどんな人でも仕事に就くことができます。学歴社会もそこまで関係ないような世の中にいて、そこそこの生活をするには困らないように生きれるようになっています。海外の場合、例えばアメリカだと、どうしても超えられない学歴社会や人種差別がまだ残っています。アジアの貧しい国になってくると、子供にまともに教育を施せない国も多くあります。

若者にまつわる問題点

問題点1 物事に興味を持てない

興味関心が薄い若者が多いです。なぜこうなっているかというと、考える力が圧倒的に足りないからだと言われています。物事を疑う力であったり、他の世界に関心を広げる行動力が皆無です。

若者に興味があることというのが、

・友達の年収
・スマホゲーム
・インスタ・ツイッターの友達の投稿

大体こんな感じです。身の丈にあった人生を生きたいと考えている若者が多いわけです。だから周りの環境はめっちゃ気になります。友達の年収とか、結婚時期とか、インスタ/ツイッターでいかにリア充に見せるかに興味と関心を払っています。

問題点2 本気がわからない

若者は本気が求められる場面になることがあまりありませんでした。スポーツで全国大会とか、何かのプロとかなら本気で取り組むという感覚はあるのかもしれません。

大体はそこそこで満足
これは日本人の国民性かもしれませんが、本気で何か物事に取り組んでいる人に対して賛否の意見を言います。

『何本気になってんの?』とか『珍しいね笑』

といった風に本気で物事を取り組む人が少ない上に、そういう姿勢を見せるとなんかダサいという評価を受けます。だからそこそこやってそこそこの結果を出そうというタイプの人がほとんどです。

おじさん世代の思い

今私たちは100年時代に生きていると言われています。その時代を生き抜くためには、勉強→仕事→定年という従来の生活のシステムから切り離して考えないといけません。

詳しくはこの本を読んでください→ライフシフト

変化は早い方がいい
20代が特に変化しやすい時期です。なぜかというと、親元から離れられることと、まだ他人の意見を受け入れやすい時期だということです。

人は環境によって変化していきます。今いる環境を変えて色々なことに挑戦していく時期というのは20代以外は難しくなっていきます。他の世代になると背負うものや増え、思考が固められ、身動きが取れなくなっていくからです。

若くてエネルギーがあるうちに本気で何かに打ち込むという経験がこれから先の人生の糧になるかもしれません。

コロナの影響で家に引きこもる人が増えたと思うので、ここで一度これからの人生について考えてみるのもいい機会かもしれませんね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

最近オンラインで読書会をやっているので、興味のある方はDMください。宜しくお願いします!


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