人は生きているだけで、価値があるのだ

労働環境がキツクて、うつ病になったり、パワハラで退職に追い込まれた人も今の日本にはたくさんいる。

それこそ色々な病気になって、家事もできなくて、家で文字通り寝たきりの状態で日々を過ごしている人もいるかもしれない。

社会人になって、心が傷ついて、もう一度社会復帰をするのが怖い人もいるかもしれない。

今、色々なことで傷ついたり、自信を無くしている人もこの日本にはいると思う。

私はそういう人のことを見たり、聞いたり、接したりするたびに、そういう人に「人は生きているだけで、価値があるのだ。」と言いたい。

私は教会に毎週通うような本物のクリスチャンではないけれど、作家の三浦綾子(プロテスタント)や遠藤周作(カソリック)の本を自分なりに読んできて、それが自分が一番苦しかったときに、自分を支えてくれた気がする。

作家の三浦綾子は彼女の13年間の苦しい闘病生活の中で、彼女のご両親に治療費や入院費で経済的負担を強いていたことをとても気にしていた時期があった。
「こんなにみんなに迷惑をかけてまで、自分は生きていて良いんだろうか。」
その悩みを彼女は牧師さんに打ち明けたところ、牧師さんはこう言った。

「神さまは不必要な人間をお作りになるほど、愚かではありません。」

三浦綾子は、この言葉を聞いて、立ち直る。

どんな人にも、どんな人の人生にも、「生きているだけで価値がある」。

私はそう思っている(^-^)


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