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今日会いに行きたい!気になる土偶 #010山梨県立考古博物館

梅雨の季節になると、我が家の坪庭の雑草が勢いよく成長し始めます。
たった2~3日見ないだけで、どこからか新しい仲間も加わって、びっくりするぐらいに大きくなっているのです。
そんなことで、毎年この時期には、晴れ間を狙ってちょこちょこと、雑草取りをするのが決まり事となっています。

昨日も、ちょっと蒸し暑さを感じる中、雑草取りをしていると、
なんとヘビ!が出てきたのです。
もう、キャー(正確にはギャーですね)と一目散に家に飛び込みました。

どんなヘビ?と聞かれても、
もう、慌てふためいていて、大きな口で私を襲って来る!ように見えただけかもしれないけれど…50㎝はゆうにある大きさのヘビのようでした。

土器に付いていたヘビと思われる顔。
顔面把手付土器
山梨県立考古博物館企画展

縄文時代中期ごろ、山梨県から中部高地地方にかけて、ヘビが土器の装飾として盛んに用いられました。
見出し画像のように、大きな目ヘビが土器にとぐろを巻いている様子や、上の写真のようにヘビだけが土器に付いているものなど、様々な表現がされています。

ヘビは脱皮することから〝生まれ変わる〟〝生命力が強い〟などと信じられていたと考えられ、神的表現として土器に施されていたようです。
現在でも〝家の守り神〝で縁起が良いと言われているそうですね。

結局、雑草取りは途中になってしまい、「ヒメジオン」が元気よく咲き続けています。
面白いもので、毎年〝主力〝が入れ替わるようで、昨年は「ネコジャラシ」がセンターを張っていました。
市中の自然界にも熾烈な争いがあるようですね。

雑草もヘビも、変わりゆく環境の中を巧み生き抜いています。この逞しさを見習いながら、共存できる大地を守っていきたいですね。


*タイトルは〝土偶〟ですが、
このようなカオがついた土器や、土製品なども紹介しています。


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