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未経験からフルリモートでのフリーランスエンジニアを目指した過程と結果、そしてこれからのこと。

概要

かぬーが「よし、ITエンジニアになって生きていこう」と決めて現在2018年5月に至るまでの行動、感情などを記したものです。プログラミングとの出会いから、独学、スクール、転職活動から、フリーランスになった今を語ります。ほとんどが挫折と失敗の連続でした。

オススメの読者

・コレ!と自信のあるスキルがなくて不安な人
・未経験からエンジニアを目指す人
・フリーランスエンジニアを目指す人
・プログラミング学習をこれから始める人
・リモートワークをしたい人
・海外移住を考えている人

プログラミングとの出会い

かぬーとのプログラミングとの出会いは2014年12月に2年ほど働いた新卒の会社を退職して、次に何をしようかと考えていた時でした。2015年3月末からフィリピン、セブ留学にいく間に次はプログラミングだと考えて、ドットインストールや、当時まだ出たてのProgateを見て少しずつ勉強しようとしたことが最初の記憶です。

ドットインストールは難しすぎて挫折し、Progateを少しやって気がつくとフィリピン留学の時期を迎えて忙しくなりパタッと止めてしまいました。

フィリピンでの留学を終えて英語に少し自信をもったかぬーは、「さあアジアで駐在として働くぞ」と安易に考えていたのですが、営業しか経験したことのない25歳そこそこの若造にすぐにいける駐在案件はありませんでした。駐在案件を早々に諦めて、東南アジアでの現地就職を開始します。当時勧められてなんとなく受けてみたフィリピン、マニラのゲーム会社で働くことになります。

IT業界は未経験で、「ここはJavaScriptも使ってて」と同僚に言われた時に、かぬーは「あ!知ってます。Javaですね。」なんて答えたくらいITのことは全然知りませんでした。ソーシャルゲームの企画職として働きはじめて、仕事内容にWebページの更新がありました。簡単なHTMLを書いたり、たまーーーーにCSSを少しいじったり、極々まれにJavaScriptを調整したりすることもありました。

しかし、フィリピン、異国での生活が楽しすぎて全然プログラミングの勉強はできず、気がつくと1年が経過していました。当時勤めていた会社の軽々状況が芳しくないなと内部で感じており危機感をもったので、Progateでプログラミングの勉強(HTML、CSS、JavaScript、Rails)を開始しつつ、スクールを探しました。2016年9月くらいのことです。「プログラミングで場所や時間を選ばず自由に働いてみせる!」と決意をしたわけです。

ここまでのかぬーのメモ

・2016年9月頃
・HTML、CSS、JavaScriptのコードを見たことがある
・Progateでちょっとプログラミングかじりはじめた

プログラミングスクールと転職活動

会社の業績がやばそうなので、自分も手に職をと思ってプログラミングを学んで転職することを考えて、お金でスキルを買おうとプログラミングスクールに通うことに。現地フィリピンでのプログラミングスクールも探しましたが、割と高かったのと学習効率を考えて最終的に日本語のプログラミングスクールを選択しました。

プログラミングスクールの選定基準
・半年間くらいみっちり
・オンラインでもできる(マニラで働いていたので)
・ポートフォリオが作成できる
・実務経験が積める
・チーム開発ができる

自分で色々調べた結果、当時(2016年10月時点)で上記を満たしてくれそうなプログラミングスクールは、3社ほどでした。少なくない金額だったので、ホームページをじっくり読み、そして運営社との面談を重ねてELITESというスクールに70万円ほどを振り込む決心を。

※プログラミングスクールの選定には本当にお気をつけください。損します。

1ヶ月目:
このときにメインで勉強していたのはRuby on Railsでした。1ヶ月目は、土日に4日間の授業(かぬーはリモートで参加してました)と平日に土日の復習を行う形でした。授業形式だったのですが、リモートのビデオ通話(appear.in)を使用しての授業だったので、わからないところも質問しづらく、自分もどこがわかっていないのかよくわかっていませんでした。

2ヶ月〜4ヶ月目:
やったことは以下です。
・HTML、CSS、JavaScriptの基礎
・Rails
・Git

課題を着々とこなし、ポートフォリオ件卒業テストの作成をしてました。最終的な成果物はこちら、Kanutter。ツイッター風のしょぼいアプリの作成をしたくらいです。

ちなみに2017年1月上旬に、ゲーム会社の事業大幅縮小が決まり、「予想していたこととはいえ、マジか。。。ヤバい、死ぬ」と心底不安になりました。そうです!残酷なクビ宣言です。かぬーは3月末で仕事を失うことになりました。がーん。なんとなくわかってたとはいえ、人生で初めて、「お前いらないからクビな」という状況。プライドもズタズタです。とは言っても70万円を払った以上、なんとかエンジニアとしての仕事を取るべくポートフォリオの作成に必死になってました。

5ヶ月〜6ヶ月目:
ここから転職活動へのいばらの道でした。期待していたチーム開発、および実務は経験できず。。。「帰国できれば受託(SES)もできるかもしれません」と言われましたが、マニラで働いているし、無理!となりました。

5ヶ月目は、「未経験でもプログラマとしてリモートで採用してくれる会社」を探すという無謀な目標を立てて、来る日も来る日も「未経験 プログラマ 採用」「未経験 リモート 仕事」………とGoogle先生に問いかけ続けました。

現実はそこまで甘くなく、最終的にオファーをもらえたのが2社でした。
1)リモートだけどアルバイト(1000円~ ※研修期間40時間は900円)
2)フィリピンに拠点を作る予定のウェブ制作受託会社

リモートができるのもありがたいけれど、現実的な生活や、誰か教えてくれる人がそばにいる環境の方が圧倒的に成長できると考えて、帰国することにしました。

ここまでのかぬーのメモ

プログラミングスクールのよかったこと
・今でも交流のある同期(ひとりだけ)との出会い
・スクールのメンターだった方との出会い
・一応ポートフォリオを作成したこと

プログラミングスクールで失敗したこと
・チーム開発はできず
・実務経験は積めず
・横の繋がりがほとんど残らず

転職活動
・未経験からの転職はきつい
・未経験からリモートは無謀

就職してからの実務

日本に一度も帰国することなく就職を決めてしまったので、初出社はドキドキでした。5月1日に日本に帰国して、GWを実家で過ごし、5月2週目の月曜から出社。土曜日の朝一で実家から上京。土日で家探しをして月曜日から出社です。なんとか良さげなシェアハウスを見つけて即決。月曜日の出社には間に合いました。家を決めた後に、会社のオフィスを見学に行きましたが、日曜日なので当然のことながら誰もいません。不安と期待を胸に秘めて家に帰宅します。

最初の半年はとても大変でした。入社して1日目、「Apache、MySQL、PHP5.6というキーワードでローカルに環境構築してみて?」と言われて、かぬーは頭が真っ白になりました。「アパッチ???LAMP!?」今までRailsしか触ったことがないし、ローカルで環境構築なんてしたことがありません。この業界ではこんな感じで丁寧に教えるなんという概念がないこともよくあるそうです。1ヶ月目は自分の仕事の出来なさに自信をなくす毎日でした。仕事ができないやつだと思われたくなくて、なかなか質問できなかったり、周りの人が忙しそうで、なかなか声もかけづらかったのはメンタル的にきつかったです。

入社した時期も悪かったのですが、かぬーにできる仕事はあまりありませんでした。PHPの勉強と社内ツールを少しいじったり、簡単なWebページの更新をしたり、そんな毎日でした。

このままでは仕事もらえずいつまで経ってもエンジニアとして成長できないと思い、小さな仕事でも、「仕事ください」と乞食のように言っていました。とはいえ、よくわからない仕事を受ける時には「できなかったらどうしよう。いいところ見せないと」といった不安やプレッシャーに押しつぶされそうにもなりました。

そんなこんなで、受託開発の仕事と自社開発の仕事をやらせてもらい、少しずつではありますが、できることが増えていって楽しくなりだしました。

と思ったのもつかの間、今までの営業や企画の経験から、新しくローンチした自社事業のCSをやることになり、コードを書く時間が減っていきます。正直焦りました。エンジニアとして成長するためにわざわざ帰国したのに、エンジニアの仕事をできない、これはかなりかぬーにとって危機的状況です。

この頃から転職を考えはじめました。この時実務経験は半年程度です。やはり状況は厳しいものでした。ずっと葛藤していたのは、フルリモートをするために帰国して学んでいる、海外に飛び立つ選択をしたのに会社はフィリピンに行くことが全く話にでない。「かぬーは一体なんのために、リモートでアルバイトできる話があったのにも関わらずここにいるのか」とても悩みました。しかし、現実はそんな簡単にはことはうまく行きません。フルリモートの会社を検索しては応募。営業経験から面接はうまくいくのですが、最後の技術面で落とされてしまいました。書類さえ通らないことも。

転機が来たのは、Wantedly経由でスカウトメールがベンチャー企業から届いたことでした。ここから海外居住でのフルリモート生活に活路が見え始めます。

ここまでのかぬーのメモ

良かったこと
・やはり開発の仕事は楽しい
・AWSを実務で使えてよかった
・小さな受託開発でインフラ構築からサーバーサイドまで一貫してできた
・自社開発にも関われた

失敗したこと
・会社選び(ダメージがデカイ)
・教えてもらえない環境もある
・未経験からの転職はとても待遇が悪くなる
・エンジニアのつもりがコードが書けないなんてことも


フリーランスに挑戦

「時間や場所に囚われずに仕事をする」ためにエンジニアを目指したのにも関わらず、その道筋は見えないまま。これじゃダメだと転職活動をして、オファーが来た会社と話をしてみると良さそうでした。「海外居住に切り替えたい」とかぬーが言っても「うちはOK。ただ、フルリモートにするには、単純にエンジニアとしてのスキルと、サービス(コード)への理解の二つが必要です」と。エンジニアとしての1社目の転職で失敗したと思ったかぬーは慎重になりました。

そこでまずは「2〜3ヶ月、お互いのことを知るために土日に仕事をしてもいいですか?」と交渉をして2017年12月から土日に仕事をするようになりました。これが今も続けている仕事です。

1ヶ月通ってみて、なんとなく良さそうな会社なので、続けれそう。とはいえバイトの時給が安く、収入面で不安もあったので、プログラミングスクールのつてを使ってもう一つの仕事も受けることも水面下で進めました。

二つの仕事ができそうな状況になったので、2018年1月末に退職をすることにして、2月からいよいよフリーランスとして仕事を開始することに。

意外とできてしまうものでした。かぬーは時給ベースで働いています。

1社はみんなリモートなので、フルリモートのお仕事。もう1社は、リモートでの仕事もOK!だけど出社した方が色々聞けることも多いという感じです。

フルリモートでのお仕事は知り合いもいたので、とても手厚い中で色々教えてもらいながら、ストレスの少ない状況で色々できて本当に良い体験でした。電車で通勤しなくても良いということがこれほどまでに幸せなことなのだと改めて実感することに。フルリモートは最高です。

ここまでのかぬーのメモ
・意外とフリーランスできる
・フルリモートはとても快適

かぬーのフリーランスとしての収入
2月:31万
3月:39万
4月:40万

オススメの読者へのメッセージ

長々とここまで読んでいただいてありがとうございました。かぬーは来年1月から海外移住をする予定でおります。そのために週2〜3で出社しつつ、リモートでの作業も行なっています。日本人エンジニアがバンコクに集まっているようなので、そこに行ってしまおうかなと思っています。

実にここまで来るのに独学期間2〜3ヶ月、プログラミングスクール6ヶ月、実務1年と約2年の月日をかけてしまいました。

・プログラミング学習を始めようとしている方、最近始めたばかりの方へ
とても楽しい時期だと思います。日々できる成長を楽しんでください。

・スクールを終えた、独学を終えて転職をはじめた方
1社目は、ハズレが多いです。待遇も選べません。1年経ってもうプログラミングの仕事をしていないスクールの同期もいます。そんな状況が待ち構えています。辛いことも沢山ありますが、プログラミングは楽しいです。そう思えれば大丈夫です。続けられます。

・フリーランスになろうとしている方
正直、実務経験が1年もあればかぬーみたいになれてしまいます。なんのためにフリーランスになりたいのか今一度考えてみるのもいいと思います。単純に有給なんてものや福利厚生がなくなります。よく考えましょう。

・フルリモートをしたい方
どういう会社がリモートを受け入れてくれるのか考えた方がいいです。今の会社でも交渉すればいけるかもしれません。ただし、既存の文化や環境を帰るのはとてもエネルギーが必要です。現状が難しそうであれば、思い切って転職するのもアリです!

・海外就職や海外居住を考えている人
プログラミングと英語ができると途端に可能性が増えます。プログラミングは、1年から2年の経験があればまずはスタートラインに立てます。英語はフィリピン留学で半年もやって、英語を仕事で使う環境に身を1年くらい置けばOKです。トータルで5年もあれば、プログラミングと英語を手に入れて海外で生活していることも夢ではないです。

今、かぬーの状況を少しでもいいなと思った人は今日がそのスタートです。昨日までの自分が今日の自分を。今日の自分が明日の自分を。明日の自分が未来の自分を作ってくれるはずです。小さなコツコツが必ず道を拓くはずです。行動できるか、それが全てです。応援しています!

最後に

この記事はたくさんの方に読んでいただきたかったので、無料で公開してます。有料コンテンツとしてここで触れなかった裏側の詳細や気になることをお話する機会を提供します。もし本気であれば、プログラミングを通じてどういう戦略で生きていくのかを一緒に考えます。

2時間の相談会と裏話に値段をつけてそれを欲しい方がいれば提供してみたいという試みです。

有料コンテンツ(2時間の相談会)
・実務1年までの色々な裏側
・キャリアプランのアドバイス
・その他聞きたいこと

※あくまで予定です。変更の場合もあります。購入者の方の興味に合わせて調整したいと思います。

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