道徳の授業の心構え【24日目】
どうも猫舌なのに、コーヒーの香りが好きだから、わざわざホットを頼んで嗅ぐに嗅いで冷まして飲む変態ことたこせんちゃんです。
道徳の授業嫌いな先生多いみたいですね。私は1番子どもたちが現れるので大好きです。
さて、そんな私は来月末道徳で研究授業することになりそうです。(まだ決定じゃない)
ということで、ここで道徳に対する心構えを表明しておきたいと思います。みなさんは読んでみて、あ、そう考えれば気持ちが楽かもと思ってもらえたら幸いです。
ということでテーマは「道徳のゴールはどこに設定する?」
指導要領読んでる?
みなさん、道徳に関わらず指導要領読んでます?無理よねー!?文字多いし!意味わからんし!
研究授業の前にチラッと関わるところ目通すくらいでしょ?私もです!だって教科書の指導書見ればなんとなくわかるもんね!
しかし、道徳に関しては違います。道徳は指導要領解説を読んでから考えます。その方が楽ということがわかったから。
何を読むかというと、22個の内容項目のところです。そこに内容項目における子どもへの指導の要点が書かれています。発達段階に応じた内容になってます(知ってる人ごめんなさい知らない人のために説明してるよ)
例えば、教材が「善悪の判断,自律,自由と責任」に関わる内容で6年生担任だったらここを見ます。
難しい言葉で書かれてるけど、端的にいうと
自由ってなんでもしていいのとはちがうよね。周りの迷惑とか、責任とか考えてる?考えような
みたいなことですよね。
とりあえず授業を作る上でここをゴールにします。
指導要領で求めていることが、授業のねらいです。
答えなんて誰も知らない
なぜ指導要領をゴールにするかというと
道徳の正しい答えなんて誰も知らないからです。
先生だって、子どもの見てないところでは、他の先生の陰口言いまくってるし、Twitterのネットリテラシーも激低ですよね。道徳心のカケラもない。
そんな先生もわからないことを、みんなで考えるのが道徳の授業です。
なので、ひとまず指導要領をゴールにして、文科省が望む姿になるように授業を設定します。
真のゴールは子どもたちの中にある
授業を作る上でのゴールは指導要領ですが
子どもにそれを押し付けるわけではないです。
大事なのは子どもの選択肢を広げること
授業を通して、私はこう思うけど、こういう人もいるんだな。を感じてもらうこと。
「アンパンマンてみんなを助けるヒーローだよね」
って思ってる子に関して
「めっちゃ暴力で解決するやん」
「不衛生なパン配るやん」
「親にいつも助けてもらってるやん」
「愛と勇気しか友達いないとか嫌われとるやん」
など他の見方を与えることを意識したい。
(例が適切かはわからん笑)
それを通して、子どもたちそれぞれのゴールを作って「こういうときは、こう生きよう」という可能性をつくってあげることが道徳で大事なことかなと捉えてます。
だから一人一人のゴールが違ってもいいのです。
なんか、どうしても道徳で一つのところに引っ張っていく人が多いですがそんなことはないです。
だって答え知らないんだから
ということで、道徳は指導要領をもとにそれぞれのゴールに導いてあげる授業をしようねって話でしたー!
あー研究授業やだなー
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