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許可するという禁止【23日目】

どうも、給食を減らしたい少食な子とおかわりしてめちゃいっぱい食べたい子がちょうど同数くらいいて、給食がまったく余らない稀有なクラスの担任ことたこせんちゃんです。

今日は、以前書いた叱らない教育(リンクは記事の1番下にあります)の一部になるような効果的な注意の仕方をみつけたので、それについて書いていきます。

テーマは、「いいよって言うとやらなくなる」です。

注意散漫な子どもたちに対して

授業中や朝の会など説明をしなきゃいけない部分で、注意散漫になってしまう子いますよね。

例えば、道徳の時間他の教材を読んでる子とかあるあるじゃないですか?そんな子には、つい
「○○さん今それを読む時間じゃないよ。」
などと注意したくなります。

が、しかしそうではなく、
「○○さん、今それに興味があるんだね。いいよ。あとでどうだったか教えてね。」
と言ってみると、多くの子がやめて元の教材に戻ってきます。

多くの子どもは、今それがやってはいけないこととわかってやってるので、注意されてなくても、自省し問題行動をやめます。

つまり「許可することで、反省させている。」という謎の指導法が確立されるということです笑


きっかけは本当に許可したこと

ダンスグループや劇グループにわかれて作業するという活動を行う時間がありました。ある女の子が劇グループの話し合いの最中にダンスグループを見て踊っていました。

私は子どもの思いは尊重したい派なので、
「あっちいってもいいよ?やりたいことやりな?」
と言ってみました。

すると、すぐにダンスをやめ話し合いに戻りました。ここでしつこいたこせんちゃんは

「いやいいよ、やりたいことやった方がいいよ」

とダンスに行ってもいいことを伝えます。
すると、
「こっちやりたいんで大丈夫です」
と返ってきました笑


なるほど、これは有効かもしれない。と何人かの子で同じことを試してみました。

なんと100発100中(たこせんクラス調べ)

許可すると、みんな何故かやめるんですね。

不思議です。。。でも事実です。
(たこせんクラスでは)


罪悪感をもたせる

私は本当に叱らないです。意味ないから。
でも問題行動はおこる。そんな時は自分から罪悪感を持たせることを意識してます。

よくない行動をしてるのは自分で1番分かってて、そこの痛いところをついてあげると自分で直そうとします。

「許可するという禁止」は、そのバリエーションの一つとなるのではないかな。と思ったのでここでみなさんに共有しておきたいと思います。

もちろん、発達段階にもよるし子どもの特性にもよるとは思うので、(たこせんクラスでは)は忘れないでくださいね。

ということで、許可することも禁止することになり得るよーって話でした!(ここだけ見たら何言ってるかわからん笑)


感染症対策もダメダメ言うじゃなくて、ルールの中で許可することを提示した方がいいのでは?笑

じゃあまた明日ー!

怒らない教育についての記事はこちら!

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