見出し画像

【note開始56日目・3万view突破】読まれる文章ってどんなもの?

こんばんは。かんねこです。
昨日,note開始56日目にして3万viewを突破いたしました。
皆さん,読んでいただき本当にありがとうございますm(_ _)m

1万viewごとにお送りしているかんねこのnote論。
今回の内容はこちらです。

・ダッシュボードを眺めてみよう
・読まれる文章の4系統
・どのパターンにも共通しているもっとも大切なこと

◇◇◇


ダッシュボードを眺めてみよう

本論の前提として,ダッシュボードの「スキ」順で上位5位(30スキ以上)にあがった記事を確認してみます。

1位 飲み会や職場,デート・婚活で楽しく話せなくて苦しんでいる全ての人へ
2位 【40日目・2万view超え】note初心者がより多くの人に読まれるために考えた具体的な方法論
3位 わたしにレッテルを貼らないでください!
4位 日常に疲れている人へ〜「人に与える」よりもまずは「自分に与える」が先〜
5位 不安でたまらない人が不安に立ち向かうために

1位はコミュニケーションの「方法」について,2位はnoteを書く「方法」について書いたもの。いずれも方法論です。
3位は他人にレッテルを貼られることへの鬱憤を叫んだもの。4位は疲れちゃ与えられないよねぇというささやき。5位は不安だから一歩ずつでもいいよねというささやき。いずれも,いわば人生についての「気づき」を与える記事といえるでしょう。また,「そうだよね」という共感を与える「共感」の要素も入っています。

読まれる記事は4系統のどこかが突出している

さて,本題に行きます。大雑把に言って,ウケる文章は,以下の4つの系統のどこかが突出して優れていると思うのです。

1 共感系・・・・人の心を共感させる。あー,あるある。わかる!!それそれ,嬉しいよね!逆に,悲しいよね!共感をかきたてるイメージ。世間が何に共感するか,何に不満を持っているかを感じ取る能力が高いと,この系統が伸びやすい。

2 方法系・・・・人にステップアップの方法を具体的に教える。SNSの技術や売れるnote術が典型。なお,このnoteも方法系。方法系のキモは後述のとおり「行動に移せる具体性」のある文章を書けるかどうか。人に教えるのが好きなタイプは,この能力が伸びる可能性が高い。

3 気づき系・・・・人に人生を歩む上での気づきを与える。物事の「違う見方」を提示する。人はその見方(視点)に触れることで,気持ちが楽になったり,価値観を変えたりする。気づき系が伸びると発信により他人の行動まで変えてしまう。「はっ」とさせる文章。コメント。

4 娯楽系・・・・文章で人を楽しませる。何かの目的があってその文章を読むというよりは,その文章を読むこと自体が目的になるような文章。娯楽系の天才は深刻な中毒患者を生み出す。その人の文章を(目的もないのに)早く読みたくて仕方ないといった気分にさせる。後述の吉玉サキさんはこの系統の文章の天才である。

読まれる文章(noteで言えば,view数が多いとか,スキの数が多い)は,まず間違いなく,この系統のどれかに光るものがあると言ってよいでしょう。

かんねこのダッシュボードを分析した感じでは,かんねこのnoteで人気を集めた1位と2位は「方法系」でした。また,3位から5位は「気づき系」と「共感系」のミックスだと思います。
かんねこは「娯楽系」よりも「方法系」と「気づき系」「共感系」の文章を書くのが比較的得意なのではないかと自覚しています。逆に,かんねこは娯楽系が今のところ苦手です。

(かんねこの系統・イメージ図 *赤枠がかんねこの系統)

*図が汚くてすみません。かんねこは図解が不得手です。

これらの系統は一応の目安です。共感と娯楽が混じった文章があるように,境界線は曖昧です。複数の系統を組み合わせれば文章の色は無限大に広がります。
でも,これまで書いた文章を眺めながら,自分がどの系統が得意かは一度は考えてみても損はないと思います。
自分のこれまでの文章の系統(色)や自分が憧れる文章の系統(色)を分析してみると,自分が得意とする文章や今後書きたい文章の像が見えてきます。

この4系統,他の人のnoteを読む上でも参考になります。
人気のあるnoteについて,共感,方法,気づき,娯楽のどこが尖っているのかという視点で分析すると,とっても勉強になります。慣れてきたら,自分が伸ばしたい系統の師匠にしてしまえばいい。例えば「娯楽系伸ばしたいから(娯楽系が得意な)この人の記事を読もう!」という意識を持って読むイメージです。

今からすっごい名言言いますけど,noteはあらゆる系統の師匠に溢れています。


例えば,noteで大人気の(そしてわたしが天才だと思ってやまない)吉玉サキさん。

彼女の系統のイメージは次のようなものです(わたしの独断です)。「方法」以外の系統が突出しています(吉玉さんは方法論も書こうとすればすごいものが書けると思うのですが)。

(吉玉サキさんの系統・イメージ図 *赤枠が吉玉さんの系統)

わたしと吉玉さんは(すいません,比べるのもおこがましいのですがw)系統が違います。たぶん,わたしがいくら頑張っても吉玉さんのような文章を書けるようにはならない気がしますし,頑張って真似をしようとしても残念な結果になる気がするのですよね。それは真似すべきものではないですし,どっちがよいとかそういう問題ではなく,文章の系統に個性があるという,それだけの話です。

別の例を挙げますね。

図解は略しますけど(すいません,2つで疲れ果てました),わたしの所属する「#はあちゅうサロン」のはあちゅうさん。

もちろん,どの系統もすごく充実しているんですけれども,あえて言えば「気づき」の系統が突出していると思います(かんねこ調べ)。その言葉が,人をハッとさせて考えや価値観を変容させます。特に,世間で「常識」とされていることや多数派の「流れ」のようなものを断ち切る「気づき」を響きやすい言葉で叙述する力は尋常ではありません。

いわゆる自己啓発本って読んでいて暑苦しいと思うものもたくさんありますよね。でも,はあちゅうさんは気づきを与える文章の温度が適温なんです。いい意味で「自己啓発っぽさ」がない。押し付けがましさがない。だからスッと心に入ってくる。それは,はあちゅうさんが読者を意図的に啓発しようとしているからではなくて,自分が「いい」と思ったことをただ淡々と発していているからではないかと,かんねこは考えています。

ツイッターでも,こんなメッセージがふと飛び込んでくるんですよね。「気づき」系の能力を伸ばしたいなら,フォローしておいたほうがいいアカウントです。

そんなはあちゅうさんのnoteはこちらです。


「方法」系について説明する意味でもう一人ご紹介。有益で面白いnoteを多数投稿されているゆうゆうさん。どの系統の文章も大変面白いのですが,最近書かれたこちらのnoteが「方法」系のすごく読みやすくて勉強になる記事だったので紹介しておきます。ツイッターのフォロワーを地道に着実に増やす方法論が詳細に解説されています。

方法系文章の一番の肝は「すぐに行動に移せる具体性」にあるとわたしは思っています。抽象的に「方法」を解説されても読み手はどう動けばわからないですもの。

その点,このnoteを読むと「具体性」とはなんぞやということが理解できます。「方法」系で光る記事とはこういうものを言うんだろうなと感じさせられました。Twitterにまだ慣れていなくてこれからフォロワーを着実に増やしたい人はもちろんのこと,方法系でいい記事を書きたいという人にも,学ぶことが多いと思います。


共感・方法・気づき・娯楽,どの系統でも伸ばせば人に読まれるようになると思います。大切なのは,自分の性格や資質を見据えたうえで,自分の系統の師匠をみつけて,師匠から学んで能力を練り上げていくことなのかなと思っています。

4系統のベースになるもっとも大切な力

系統を考えて能力を育てることも必要ですが,4系統に共通するもっとも大切な力があります。この力がなければ,共感,方法,気づき,娯楽,どの文章も途中で読まれなくなってしまうでしょう。

その力とは,ずばり「わかりやすい文章を書く力」です。


わたしが本職(弁護士)でいつも大切にしている心構えに「どんな高度な内容でも伝わらなければ意味がない」というものがあります。伝わらなければ,受け手(読み手)にとっては「何もない」に等しいんです。

せっかく考えた「共感を得られる内容」「有益な方法」「人生を楽にする気づき」「読むこと自体が楽しみで仕方ない娯楽」,すべて伝わることがスタートラインです。

かんねこは,自分の個性(系統)を伸ばすとともに,永遠の課題として「わかりやすい文章を書く能力」を鍛えていきたいと思っているのです。


お読みいただきありがとうございます!スキやフォローをしていただければ,それだけですっごく励みになり,また書こうという気力が湧いてきます。