見出し画像

男性版「ビリギャル」が贈ります!司法試験に上位合格した私が思う合理的な勉強ルール

こんばんは!弁護士のかんねこです。

突然ですが,みなさん勉強してますか。
学生さんはもちろんのこと,大人でも資格をとったり視野を広げたりするため,あるいは仕事で必要に迫られて勉強している人がいますよね。

勉強は自分の可能性を広げてくれる楽しいものです。
ただ,成果がでないと苦痛ですよね。
だから,勉強をするにあたっては,どんな勉強が効果的かを意識しながら勉強していくことが必要です。

司法試験に合格する1年前,わたしは合理的な勉強法を徹底的に意識して勉強しました。結果はみごと合格。しかも,3つの種類の試験はすべて合格者のなかで上位10%の成績で,そのうちの1つの試験は全国で2位という結果でした。

このように書くと「もともと頭がよかったんでしょ?」と言ってくる方がいます。

しかし,残念ながらそうではありません。
わたしの出身校は偏差値40レベルの高校でした。そして,その高校でも「お前は家庭教師をつけても無駄だ」と言われていました。

そのあたりの経緯はこちらから。

少し前に「ビリギャル」という映画が流行りました。落ちこぼれの女の子が合理的な勉強法によって1年で慶應大学に合格する話です。

私はあたかも「男性版ビリギャル」のように,合理的な勉強法を意識することによって,メキメキと成績をあげていったのです。

そして,その勉強法をわたしは家庭教師や個別指導塾の講師として,たくさんの生徒さんに教えてきましたし,わたしに教えられた生徒さんはみるみるうちに成績が上昇していきました。

◇◇◇

ここでは,勉強をするうえで意識した方がいい4つの原則を書いていきますね。

1 求められていることは何かを意識する(勉強の目的)

勉強の目的を意識することは最も重要なことです。
当たり前のことなんですが,結構忘れがちです。
資格試験であれば資格試験で合格することが目的だから,資格試験で聞かれることを勉強するのは当然です。だから「過去問」は早めにみるべきです。

仕事に関連する勉強でも同じです。
仕事で何が求められているのかをしっかり把握する。そして,求められていることについて勉強する。
この原則を守るだけで,勉強の効率は格段にあがります。

2 わかっていることを勉強しない(無駄の排除)

当たり前のことを言っているように聞こえますか?
でも,漫然とテキストを繰り返し読んでいませんか。すでに何回やっても正解できる問題も含めて問題演習を繰り返しやっていませんか。

勉強は「できない」ことを「できる」に変えることに意味があります。
なのに「できる」ことを繰り返しやっていては余計に時間がかかる。
すでに「できる」部分はテキストもさっさと読み飛ばして,「できない」部分を探し読みする。過去問も「できない」部分だけを集中的に解くのがよいです。

3 理解を優先する

テキストの内容を理解せずに暗記してもすぐに忘れます。
しかも,単純な暗記だけでは知識を応用することも難しいです。

100歩譲って試験には合格するかもしれませんが,試験に合格する先にやりたいことがあるはず。合格の先にある夢の舞台で知識を活かすためには,絶対に知識を「理解」しておくことが必要です。重要なのは,次のことです。

知識は「使えて」こそ意味がある。そして,使うためには必ず理解が必要。

そもそも,理解を伴わない暗記って苦痛じゃないですか?
勉強は「わかる」から楽しいんです。貴重な時間を「単純な暗記」という苦痛で満たすのはやめましょう。

でもどうやって理解すればいいのかわからない?っていう人や,勉強法をたくさん教えて欲しいっていう人がいるかもしれません。そういう人のために,近いうちに勉強に関係するマガジンを作る予定です。勉強について気になっている方は,かんねこをフォローしておいてくださいね。

4 上を目指す

わたしが司法試験を勉強するうえで常に意識していた言葉があります。

上を目指せば,結果はあとからついてくる。

試験は合格点ぎりぎりでも満点でも「合格」すればその価値は同じです。でも,だからといって合格点ぎりぎりを目指していると,試験の場でちょっと混乱したりど忘れすれば合格点を下回ってしまいます。余裕で合格できるレベルを目指しておいて,本番でちょっと焦っても十分合格点をとれるくらいの勉強をしておきましょう。

そもそも「合格点」よりもはるかに高い点数を目指すことは無駄なのでしょうか。そんなことはありません。試験で得た知識や技術は合格したあとも活きるはずです。上を目指すことは,合格を確実にするうえでも意味がありますし,合格後に頼れる人材にいち早くなるうえでも意味があると思っています。

◇◇◇

かんねこのTwitterはこちら。勉強法や「読まれるnote術」を中心にいろいろつぶやいています。

#コラム  #はあちゅうサロンお勉強部 #勉強法 #コンテンツ会議







この記事が参加している募集

コンテンツ会議

お読みいただきありがとうございます!スキやフォローをしていただければ,それだけですっごく励みになり,また書こうという気力が湧いてきます。