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どんなに絶望していても、泣いていても、つらくても無慈悲な今日


今日は悪夢を見て、朝からスマホの電源が落ちていて目覚ましが鳴らず寝坊して、死ぬ気で走ったのに電車のドアは目の前で閉じて出発してしまって。

バイト先ではグラスを割って指を切って、2回も注意されていたことを再度間違えてしまって。

足は痛くて浮腫んでるし、メイクはほとんど落ちていてボロボロで、手は食べ物の匂いに塗れてお世辞にもいい匂いとは言えない。

家に帰ったら急いで荷物を詰めて、実家へ帰らなくてはいけない。

電車の窓に映る自分の顔は相変わらずで、橋本環奈になんて露ほども似ていない。

年に数度、こういう日がある。

わたしは知っている。

高校の時も、中学の時も踏んだり蹴ったりな日があった。

今日の不幸の分、明日幸せになることなんてなくて。

自分の幸せは自分で作らなければ、出てこないしそれでも不幸は無慈悲にやってくる。

変わらず明日が来る。

だから今日実家へ帰ったら、温かいお風呂に入って少し高い化粧水をたっぷり使って、お気に入りのボディークリームを塗るんだ。

それで、コーヒーを淹れてyoutubeを見ながらマッサージもしよう。

明日、幸せになる準備をしてしまおうと思う。

今日、打ちのめされてしまった人たちが明日少しでもより良い1日を送れますように。


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