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ChatGPTを活用した質の高いエントリーシート作成術:就活を効率化する新手法


1:はじめに

こんにちは、就活生の皆さん。エントリーシート(ES)の作成に頭を悩ませていませんか? 本記事では、ChatGPTを活用して、ESを効率的かつ効果的に作成する方法をご紹介します。

 私は就活支援のプロフェッショナルとして、多くの学生の皆さんのサポートを行ってきました。その経験を基に、ChatGPTを使ったES作成のテクニックをお教えします。このメソッドを習得すれば、以下のようなメリットが期待できます:

・より多くのESを作成できる時間的余裕
・ES作成の負担軽減と質の向上
・面接対策など、他の就活準備に時間を割くことが可能に

本記事では、具体的な手順や注意点を、分かりやすく解説していきます。さらに、実践的なティップスも盛り込んでいますので、ぜひ最後までお読みください。

2:ChatGPTでエントリーシート(ES)の作り方

ChatGPTを活用して質の高い志望動機を作成するには、適切なプロンプト(命令文)を入力することが鍵となります。ここでは、「企業ごとに特化した志望動機」と「一般的な志望動機」の2つのアプローチについて解説します。

企業ごとに特化した志望動機の作り方

エントリーシート(ES)は、応募企業ごとにカスタマイズすることが重要です。例えば、IT業界向けの志望動機を食品業界に転用したり、同じ食品業界でも日清食品と味の素で同じ内容を使用したりすると、ミスマッチが生じてしまいます。企業特化型のESを作成することで、質の高い、通過しやすい志望動機を効率的に作り上げることができます。

STEP1:企業の採用ホームページを活用する

  1. 志望企業の公式サイトにアクセス

    • 例として、ここでは日清食品のホームページを使用します。(ホームページの画像は著作権的な問題で掲載できませんので、ご自身でアクセスしてください。)

  2. 重要な情報が掲載されているページを特定

    • 「企業メッセージ」「社員の声」などのセクションを探します。

  3. 情報をコピー

    • 該当ページの内容を全て選択(Windows: Ctrl+A / Mac: Command+A)

    • コピー(Windows: Ctrl+C / Mac: Command+C)

  4. ChatGPTに情報を入力

    • ChatGPTの入力欄に、「これから送る内容を学習してください。この内容は志望動機を作成するために活用します。」と入力をして、その下に、コピーした内容をペースト(Windows: Ctrl+V / Mac: Command+V)して、送ってください。

このステップにより、ChatGPTに企業特有の情報を提供することができます。これが、個別化された志望動機を生成するための基礎となります。

STEP2:効果的なプロンプトの作成と入力

 企業情報を ChatGPT に入力した後は、質の高いエントリーシート(ES)を生成するためのプロンプトを作成します。ここでの注意点は、単に「ES を作成してください」や「400 字で志望動機を作成してください」といった簡素なプロンプトでは不十分だということです。具体的で詳細なプロンプトが、質の高い ES 生成の鍵となります。

(1)効果的なプロンプトの構造

以下に、効果的なプロンプトの例を示します。この構造を参考に、自身の状況に合わせてカスタマイズしてください。

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