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男性がスキンケア・脱毛はするのにメイクをしないのはなぜか?


男性がメイクを始めるきっかけはなんなのか?


私はアトピー性皮膚炎に悩まされており、その影響で眉毛が薄くなったことが、メイクを始めるきっかけとなりました。

最近、ビジネスマンから新卒の就活生に至るまで、メンズ美容が広がっていると聞いています。これはおそらく、韓国アイドルの影響やSNSの発展が主な要因であり、特に若年層から広まりつつあると思います。

しかし、メンズ美容の中でも特に気になるのは、スキンケア製品は広く使われているのに、メイクの普及率が著しく低いことです。

私は、ここに女性と異なる男性特有の特質があると思い、この視点を無視すると、メンズ美容市場での適切な対応が難しくなると考えています。

結論から述べると、男性は自分にない特徴を装うことに抵抗を感じる傾向があると私は予測しています。

つまり、不自然な変化への抵抗です。

例えば、脱毛は体を清潔に保つ行為であり、スキンケアも肌本来の美しさを引き出すことに焦点を当てています。

しかし、ファンデーションやアイメイクとなると、不自然に自分本来の姿を偽っているように突然感じられてしまうのです。

これが日本人特有の事象なのかはわかりませんが、このような感覚が、メイクがスキンケアと同等ほどまで、拡大しない要因の一つだと考えています。

この考え方に基づくと、ナチュラルなコスメや自分自身の素材を磨くコスメが現代の男性にとって受け入れられやすいのではないかと思います。

さらに進んだコスメは、現在ではまだニッチな層に属している。
私はそう感じています。

ただ、このような価値観を作っていくのは、今の若者男子です。
彼らの今後に期待です 😉

慶應義塾大学経済学部四年 井納 和希

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