Sakai Hayato

学生時代に公認会計士試験に合格し、新卒でPwC監査法人へ。その後、Voicy→read…

Sakai Hayato

学生時代に公認会計士試験に合格し、新卒でPwC監査法人へ。その後、Voicy→readyforを経て、デジタル名刺「プレーリーカード」を運営する株式会社スタジオプレーリーの取締役COO &CFOに。 twitter: @Saradaradied

マガジン

  • ベンチャー向け経理DX

    ベンチャーコーポレート部門向けに、コーポレートDXノウハウを投稿しております。

  • マクロ経済予測

    今後起こる社会事象に関する予測を行います。

最近の記事

ヤマトタケル・週刊少年ジャンプと侵略戦争と社会

先日、スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を鑑賞する機会があったのですが、気づきが色々あったのでメモ。(歌舞伎の感想書くと長くなるので割愛します) ヤマトタケルは古事記、日本書紀に登場する日本神話の中に登場する人物の一人。 古事記、日本書紀はアニメ、漫画、映画、書籍などあらゆるエンタメコンテンツの元ネタになっていたりする。単純に元ネタ知っていると作品の楽しさが増すのと、2,000年くらい前の人がどういう世界観で生きていたかを知ると、抽象化を通じて、現代に転用できたりしそうだなと

    • 起業して最初に導入すべき最強コーポレートツールまとめ(銀行口座・会計ソフト・請求書管理・コーポレートカード・デジタル名刺)#BizOpsアドカレ

      自己紹介 初めまして、「プレーリーカード」というデジタル名刺サービスを運営する株式会社スタジオプレーリー 取締役COO/CFOの境と申します。 ▼経歴 学生時代       :公認会計士試験に合格 2016年12月~2019年3月:PwCあらた監査法人に入所し、監査業務に従事。 2019年4月~2019年12月:Voicy。月次決算の体制構築、IPO準備。 2020年1月~2023年4月 :READYFOR 経営管理部 マネージャー。 前職のREADYFORで

      • ベンチャー向け経理DX_サービス受注時のオペレーションフローのDX化

        概要シード、シリーズA期のベンチャーにおいては、受注時のオペレーションが明確化されていない結果、顧客対応漏れや経理との連携漏れが発生するケースがございます。 本記事においては、シード、シリーズA期のベンチャー向けに、サービス受注時の効率的なオペレーションフローをご紹介したいと思います。 ※本オペレーションにおいては、yoomというサービスを利用することを前提としております。yoomのご説明はこちらから ▼行いたいこと サービス受注後の社内連携作業の自動化 →slack等

        • 台湾戦争に備えよ

          サマリー2022年10月、2期10年の慣例を破り、習近平総書記(国家主席)の3期目続投が決まるとともに、台湾統一のためには武力行使も辞さない姿勢を示した。本記事では、台湾有事に対する警戒はかつてないほど高まっている中、台湾有事が発生する可能性が高い根本的背景を整理するとともに、発生した場合、どのような影響が日本にあるかを考察する。 ▼サマリー ・中国が早ければ2022年12月、遅くとも2027年末までに台湾に侵攻する可能性が高い。 ・台湾戦争はあくまで台湾の話であり、日本

        ヤマトタケル・週刊少年ジャンプと侵略戦争と社会

        • 起業して最初に導入すべき最強コーポレートツールまとめ(銀行口座・会計ソフト・請求書管理・コーポレートカード・デジタル名刺)#BizOpsアドカレ

        • ベンチャー向け経理DX_サービス受注時のオペレーションフローのDX化

        • 台湾戦争に備えよ

        マガジン

        • ベンチャー向け経理DX
          3本
        • マクロ経済予測
          2本

        記事

          請求書作成業務が1分で終わる?バックオフィスDXツール「Yoom」とは

          本日は今後、急成長を遂げると注目しているDXツール、「Yoom」についてご紹介します。 ※前回執筆したUPSIDERの紹介記事はこちら Yoomとは?「Yoom」は、様々なSaaSを連携したデータベースをノーコードで作成し、複数のSaaSをまたいだ業務フローを自動化するデータベース型のiPaaSです。Yoomを活用し様々なSaaSを連携する事で、データ入力や書類作成などのSaaSを用いた業務を自動化することができます。 複数のSaaSサービスを利用している企業にとって、S

          請求書作成業務が1分で終わる?バックオフィスDXツール「Yoom」とは

          利益の最大化が本当に全体最適につながっているのか?

          最近、社会全体の幸福総量が最適になる社会システムについてぼんやりと考えております。 業績至上主義がデファクトスタンダードになってしまった結果、社会全体最適を損なった社会システムになってしまっている気がするのです。 今の社会において、上場会社(ないし、上場を目指す会社)は、業績の拡大を絶対的なものとされ、それをみんな当たり前のように目指しています。 そもそも、会社の利益は「売上」から「費用」を差し引いて計算されます。「費用」には従業員の人件費や商品の原価などが入ります。

          利益の最大化が本当に全体最適につながっているのか?

          日本再興戦略(超円安時代がきそう)

          今日のあたりまえが壊れる 麻生元財務大臣が以前こんなことをおっしゃっておりました。 日本で生活していると、あまり政治、経済、社会について話しをする場がありません。そんな話をすると「意識高いね」というレッテルを貼られて、記憶のごみ箱にいれられてしまいます。とても平和な国だと思います。 政治、経済、社会、、、 誰かが考えてくれるだろう。 専門家が考えてくれるだろう。 私が考える必要はない。 そんな甘えが、今日の「無関心」を招いてしまったのでしょう。 近く、日本経済は大

          日本再興戦略(超円安時代がきそう)

          2022年 注目銘柄 アマチュアアナリストレポート_EV時代の到来に備えよ

          はじめに本記事は、企業分析(投資)が趣味であるわたくし、境勇人が2022年1月1日現在、注目している企業とその理由を備忘録として残すことを目的として執筆しております。1年後にどのような結果になったか振り返りたいと思います。 昨年の振り返り投資手法は千差万別ありますが、私がもっとも得意とするのはマクロ経済・世の中の大きな流れをとらえて、次に社会が必要とするサービスやテーマを予測し、数か月~1年単位で投資を行う手法です。2020年後半からバイデン政権の誕生→再生可能エネルギーの

          2022年 注目銘柄 アマチュアアナリストレポート_EV時代の到来に備えよ

          新サービス!ベンチャー向け法人カード UPSIDERを導入する3つの理由

          ※この記事を読むのに必要な時間は約3分です。 ※ベンチャーの経理、経営管理、財務部門に従事している方を主な対象としています。 はじめまして、監査法人から転職し、READYFOR経営管理室で働いている境と申します。本日は今年7月にリリースされた、法人カード「UPSIDER」についてご紹介します。 上場を目指すベンチャーにとって、既存のクレジットカードは使いにくい現在、数多のクレジットカードが存在しますが、ベンチャーの経営管理の視点からすると、どれも使いにくいです。 〈既存

          新サービス!ベンチャー向け法人カード UPSIDERを導入する3つの理由

          20,30代から始める資産形成戦略~初心者から中級者向け投資方法と、リターン実績の公開~

          株式、FX、仮想通貨、ソーシャルレンディング、ロボアドバイザー・・・ 投資活動を始めてそろそろ10年目になり、一通りの投資をしてあらゆる失敗と成功を経験してきました。投資を始めて7年ほどはマイナスが続いておりますが、直近だと本日は、投資に興味があるものの、どのように投資を始めていいかわからない人向けに、私が行った投資のリターン実績と、蓄積したノウハウを公開したいと思います。投資を始める際に是非参考にしてみてください。 目次 ▼投資をはじめる ・資産形成を20,30代から始

          有料
          900

          20,30代から始める資産形成戦略~初心者から中級者向け投…

          僕たちは資本主義の負の影響を受ける最初の世代〜SDGsの展望〜

          ~100年続いてきた社会のルールが変わる~2018年初頭、運用資産800兆円を超える世界最大級の資産運用会社、ブラックロックCEOから、世界中の投資先企業へ送られた1通の書簡が世界に衝撃を与えた。 3ページに及ぶ書簡の中で、太字と下線によって、大きく強調されながら記されていた内容は、次のとおりであった。 「To prosper over time, every company must not only deliver financial performance, but

          僕たちは資本主義の負の影響を受ける最初の世代〜SDGsの展望〜

          取り残される日本。日本型FinTechを考えるうえで注意すべき4つのポイント

          <やばい!日本の金融は遅れている!> 日本の金融システムは世界と比べて10年は遅れている・・・  1年ほど前、会計士の一次試験に合格し、精神的にも時間的にも少し余裕がでてきた私は、ふらっと立ち寄った本屋で柏木亮二さん著「FinTech(日経文庫)」を読み、衝撃を受けた。そこには人工知能、ブロックチェーン、クラウド、といった新しいテクノロジーによって近い将来創造されるであろう新たな金融サービスと、海外ですでに始まっている新興FinTechベンチャーが既存の金融機関をディスラ

          取り残される日本。日本型FinTechを考えるうえで注意すべき4つのポイント

          IT立国エストニアの今を探る

          バルト3国の1国、エストニア共和国。人口134万人、面積は九州と沖縄を足したほどのこの小さな国が今、最先端IT立国として世界から注目されている。 ITの普及率を見ると、行政や学校は100%のブロードバンド接続率、金融機関の電子取引は99%にのぼり、95%の国民がインターネットで所得税申告をしているという高さ。プログラミングは小学校から必修でありITリテラシーは全世代を通じて高い。 エストニアでは選挙から教育、医療、警察、果てには居住権まで全てインターネット上でできてし

          IT立国エストニアの今を探る