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起業して最初に導入すべき最強コーポレートツールまとめ(銀行口座・会計ソフト・請求書管理・コーポレートカード・デジタル名刺)#BizOpsアドカレ

この記事はBizOpsアドカレ 18日目の記事です。

自己紹介

初めまして、「プレーリーカード」というデジタル名刺サービスを運営する株式会社スタジオプレーリー 取締役COO/CFOの境と申します。

▼経歴
学生時代           :公認会計士試験に合格
2016年12月~2019年3月:PwCあらた監査法人に入所し、監査業務に従事。
2019年4月~2019年12月:Voicy。月次決算の体制構築、IPO準備。
2020年1月~2023年4月  :READYFOR 経営管理部 マネージャー。

前職のREADYFORでは、月次決算体制を会計ソフトの導入からオペレーション構築までゼロベースで担当いたしました。その他、IPOのプロジェクトマネージャー、証券会社・監査法人対応、組織マネジメント、新規事業開発を行いました。

得意領域としては、経理DXツールを駆使して、効率的な経理体制構築を行うことです。経験、知識、技術を活かして、シードからシリーズBくらいまでのベンチャー企業を中心に、経理顧問アドバイザリー・体制構築支援コンサルを合計6社ほど行ってきました。

正社員・コンサル業務で合計8社ほどのベンチャーをみてきて感じたこととしては、

「初期のタイミングで導入したコーポレートツールによって、数年後、困りごとをかかえ、多大な時間とコストを要している企業が多い」

ということでした。起業して間もない方や、コーポレートツールの導入に悩んでいる方がいらっしゃったら、ぜひご参考にしていただけたらと思います。

本記事では起業してすぐに必要となる以下のコーポレートツールについて、どの企業のサービスを利用すべきかをご紹介します。
・銀行口座
・会計ソフト
・コーポレートカード
・請求書管理
・名刺

銀行口座はどの銀行で開設すべきか

起業してすぐ必要となるのが銀行口座です。この銀行口座、なんとなくで選んでしまうと後々、利便性やコスト面で困ることになります。

▼銀行口座を選定するポイント
・振込手数料
・UIUX(使いやすさ)

結論から言うと、「GMOあおぞらネット銀行」をおすすめします。

▼GMOあおぞらネット銀行のよいところ
・振込手数料が安い。
・わかりやすく簡単な操作性。他行に比べて圧倒的に作業が楽になる。
・API連携による他サービスとの接続のしやすさ


GMOあおぞらネット銀行の振込手数料は、業界最安値の129円!
(他行宛ての振込)

メガバンクでは3万円以上の振り込みで一件あたり770円ほどするところもあります。
会社設立当初は振込件数が少ないためそこまで大きな差にはならないですが、会社が大きくなってくると、一件の振込手数料の差は塵積で大きな差になります。

また、GMOあおぞらネット銀行は圧倒的に操作性がいいです。

例えば新しく口座を増やしたい時に、他行だと紙の書類を書いて、郵送しないと増やせないですが、GMOあおぞらネット銀行だと、ネット上の申込のみで、30分以内に口座を増やすことが可能です。

請求書の振込業務を行った際に、登録した振込先口座情報に誤りがあった場合の対応も、ネット上で完結して対応できるため、非常に楽です。

過去、みずほ銀行を利用しておりましたが、支店ごとにオペレーションが異なるうえ、FAXで対応しないといけず、リモート環境下の時代において、ユーザビリティーが非常に悪かったです。「メインバンクだから、知名度あるし問題ないだろう」なんて理由でメインバンクを選択することは絶対にやめましょう。

GMOあおぞらネット銀行は、APIの機能開発にも力を入れており、自社サービスや他のサービスと接続することも他行に比べてしやすいという特徴もあります。

会計ソフトは何を導入すればいいか

結論から言うと、「freee」をおすすめします。

会計ソフトは大きく、オンプレミス型と呼ばれるPCにインストールする形で利用する会計ソフトと、クラウド型と呼ばれるクラウドサービス上で利用する会計ソフトに分かれます。

10年前までは、オンプレミス型が主流でしたが、freee・マネーフォワードを中心としたクラウド型が、近年では主流になりつつあります。

クラウド型のメリットとして、複数人での同時操作がしやすかったり、税務対応などの最新アップデートをサービス提供者側が勝手に行ってくれるなどがございます。

freeeとマネーフォワードで迷われる方が多いので、ここでは2社の比較をします。

freeeがマネーフォワードと比べて圧倒的に優れている点は、API接続サービスの充実性にあります。外部サービスと連携して業務効率化を行う際に、freeeの方が圧倒的に業務効率化しやすいという特徴がございます。

これは初期のサービス設計の思想の違いに由来するものであります。freee 創業者の佐々木さんはGoogle出身の方でfreeeの開発初期段階から、「API」機能を充実させ、自社サービスで完結させずに様々な他社サービスと連携しやすくすることでユーザーの利便性を向上することを重視してきました。

マネーフォワードはこの部分を重視していなかったようで、結果として、APIの接続のしやすさにおいてfreeeは圧倒的に機能差が生じました。

具体例をあげると、現在、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長している後述する請求書管理サービス「バクラク」との会計ソフト連携についても、freee側はすぐに対応されましたが、マネーフォワード側では連携ができない状況です。
(連携できても「請求書のPDFデータの連携まではできない」などの制約がついてしまう。)

あくまで一例ではございますが、会社が大きくなるにつれて、様々な他サービスを使うことも多くなるため、連携性のしやすさは非常に重要な観点になります。

コーポレートカード(クレジットカード)は何を導入すべきか

結論から言うと、「UPSIDER」または「バクラクビジネスカード」をおすすめします。
UPSIDER、バクラクカードは、ベンチャー企業が利用する際に使いやすいように設計されたカードです。



▼UPSIDER・バクラクビジネスカードのメリット
①多額の与信枠
②管理対応・会計処理のしやすさ

①多額の与信枠
→ほとんどの法人クレジットカードの利用限度額は、多くて月300万円程度です。上場を目指し急成長しているベンチャーにとって、SNS広告などでクレジットカードを利用しはじめると月300万円の利用限度額はあまりに低すぎます。300万円を超える利用限度額を付与する法人カードとして、アメックスがありますがこちらについても利用限度額がはっきりと明示されていなかったり、十分な利用限度額をもらうことが困難だったりと、使いにくさが残ります。

実務上これらの問題を解決するために、カードを複数枚発行したり、カード使用前に予め多額のお金をクレジットカード会社に預けて置き、使用できる利用枠を増やすといったことを行ったりします。どちらも月次決算の際にシステム連携せずに手動で管理する必要があり、工数を要します。

UPSIDER・バクラクビジネスカードは、銀行口座情報を連携することで、従来のクレジットカードとは異なる与信審査を行い、事業の将来性なども加味して通常よりも大幅に多額な与信枠を設定いただけます。

②管理対応・会計処理のしやすさ
→UPSIDER・バクラクビジネスカードは、レシート回収機能があるため、レシートを原本管理せずとも、専用のアプリからスマホで写真撮影するだけで、簡単にデータ管理することが可能です。会計ソフトとの連携も簡単です。

詳しくは下記記事をご参照いただけたらと思います。

請求書管理

事業がスタートし、お取引先相手が増えてくると、仕入先から請求書が送られてきて、振込業務を行う必要があります。

数が増えてくると、以下の2点を行う必要があります。
①正しい金額と振込先で振込作業を行う。
②会計処理を正しく行う。

→手作業で行っていると、数が多くなるにつれてミスが必ず発生します。相手先への信頼性もなくなってしまいますし、誤った会計処理をすると経営管理ができなくなってしまいます。

こんな問題を簡単に解決できるのが「バクラク」というサービスです。

請求書をアップロードするだけで、PDFデータから自動で振込先口座情報を認識し、振込データを自動生成することができます。freeeとの接続もできるため、バクラクで半自動で会計データを生成し、ボタン一つで会計処理も完了させることができます。

シリーズA~Bあたりまでの会社であれば、バクラクを導入することで毎月行う請求書管理作業を、手動でやれば3時間~10時間くらいかかるところ、
30分~1時間程度で完了させることが可能です。

起業して最初につくる便利名刺とは

最後に起業してすぐにつくるべき「プレーリーカード」という
便利名刺をご紹介します!笑


プレーリーカードは両面オリジナルデザインで作成可能なデジタル名刺です。

ICチップが埋め込まれており、相手のスマートフォンにかざすだけで使用できます。連絡先やSNS、WEBサイト、趣味などを掲載する自己紹介ページを設定することができ、より早く、より深いコミュニケーションが可能になった新たなツールです。

◆ 専用アプリ・カメラは不要。相手のスマホにかざすだけ
◆ あらゆるSNSに対応・名刺管理ツールとの連携可能・どんなURLでも掲載できる
◆ 両面オリジナルデザインのカードを高品質でお届け
◆ 一度購入すればずっと使い続けられる、地球にやさしいエコな名刺
▶️公式ホームページ https://prairie.cards/

▶️2分でわかる!プレーリーカード紹介動画

起業してまもない会社だと、短い期間で引っ越しして住所が変わったり、肩書や部門情報が変わるなど、名刺に記載する情報が変わることも多いと思います。

情報が変わるたびに名刺を作り変えていると、手間もコストもかかります。
プレーリーカードだと、マイページから情報を書き換えるだけで、情報更新が完了するため、手間もコストもかかりません。

営業資料なども掲載可能のため、展示会や飲み会などでのサービス説明も簡単です!
プレーリーカードを活用することで、商談獲得数が6倍になったという結果もでております。

興味を持ってくださった方、ぜひご作成ください!
最後までお読みくださったお礼に、プレーリーカードの500円引きクーポンコードをプレゼントさせていただきます。




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