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新サービス!ベンチャー向け法人カード UPSIDERを導入する3つの理由

※この記事を読むのに必要な時間は約3分です。
※ベンチャーの経理、経営管理、財務部門に従事している方を主な対象としています。

はじめまして、監査法人から転職し、READYFOR経営管理室で働いている境と申します。本日は今年7月にリリースされた、法人カード「UPSIDER」についてご紹介します。


上場を目指すベンチャーにとって、既存のクレジットカードは使いにくい

現在、数多のクレジットカードが存在しますが、ベンチャーの経営管理の視点からすると、どれも使いにくいです。

〈既存のクレジットカードが使いにくい3つの理由〉
クレジットカードの利用限度額が低い②freeeの自動仕訳機能が実質的に使えない
③部門別PLの作成が困難
①クレジットカードの利用限度額が低い
ほとんどの法人クレジットカードの利用限度額は、多くて月300万円程度です。上場を目指し急成長しているベンチャーにとって、月300万円の利用限度額はあまりに低すぎます。300万円を超える利用限度額を付与する法人カードとして、アメックスがありますがこちらについても利用限度額がはっきりと明示されていなかったり、十分な利用限度額をもらうことが困難だったりと、使いにくさが残ります。

実務上これらの問題を解決するために、カードを複数枚発行したり、カード使用前に予め多額のお金をクレジットカード会社に預けて置き、使用できる利用枠を増やすといったことを行ったりします。どちらも月次決算の際にシステム連携せずに手動で管理する必要があり、工数を要します。

②freeeの自動仕訳機能が実質的に使えない
月次決算は迅速性と正確性が求められます。リソースの少ないベンチャーが迅速かつ正確に月次決算を行うためには「自動化」が必須となります。freeeなどのクラウド会計にはクレジットカードとの連携機能がありますが、以下の点から実務上自動仕訳機能を使用することは困難です。

・会計ソフトへの連携が遅い。
「freeeと自動連携できる」とうたっているクレジットカードは多くありますが、カードの決済データがfreeeに反映されるのに月末から10日以上かかるクレジットカードが大半であり、月初5営業日以内の月次決算を目指すベンチャーにとっては、タイミングが遅すぎて実務上使えないです。※アメックスは仮売上の段階でfreeeにデータ反映される仕様になっているため当該問題は発生しません。

・締め日のサイクル
経営管理上、カットオフの観点と、クレジットカード会社の未払金管理の観点から、クレジットカードの締め日を月末締めにしたいというニーズがあります。しかし、アメックスを含むクレジットカードの多くは、月末以外の日を締め日としており、「カットオフ」「クレジットカード会社への未払金管理」を考慮するにあたって工数を要します。

③部門別PLの作成が困難
部門別PLを作成する場合、各決済データごとに部門情報を付与する必要があります。ここで、どのクレジットカード決済データがどの部門の決済データか、手動で管理する必要があり、月次決算の際に工数を要します。

UPSIDERがすべて解決

上述したようなベンチャー経理視点の課題を全て解決するために、「上場のための法人カード」というコンセプトで今年7月にリリースされたサービスが「UPSIDER」です。

UPSIDERがもつ以下の3つの特徴により、上述した問題は全て解決されます。

①利用限度額が1,000万~1億円
②利用明細の確認が即日。(freeeとの自動連係も月初1日目に完了)
③複数枚のカード発行&管理機能を有し、部門・使途別管理が可能

具体的な操作画面

管理画面にログインするとその月の決済額、利用可能額などが表示されます。


「CSV出力」のボタンを押すと月ごとに決済データをCSVで出力することができます。

決済データは、利用から数日後にfreeeに即時連係されます。

クレジットカードまわりの月次決算実務で悩みを抱えている方はぜひ導入検討してみてください!

※追記
READYFOR株式会社では、現在、業務拡大に伴い、経営管理メンバーを若干名募集しています。月次決算、予実分析、上場準備、IR戦略、新規事業立ち上げなど財務・会計系のポジションとしてはとても面白いタイミングだと思いますので興味がある方はお気軽にご連絡ください!
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問い合わせ先
UPSIDER HP
Forbes 記事
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