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【ショート】白い貴婦人が出る⁉︎ おとぎの国のこわいお城

カバー画像: ⓒ Malene Thyssen, CC-SA-3.0
Wikimedia Commons

またまたハロウィン絡みの話題です。
/// 怖い話が苦手な方は要注意! ///

ひとつ前の記事で「ヘンリー8世の妻の幽霊がでる城」というネタを書いた際 参考にさせて頂いたブログ" Royal Central” に、新たな幽霊話が投稿されていました。


しかも今度は幽霊が大好きなイギリスの話ではなく、童話作家アンデルセンを生んだ、幸福度ランキングトップの国デンマークが舞台です。

早速見ていきましょう。

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シャッケンボー城という名前のそのお城は、デンマークとドイツの国境付近にあります。


元々はリーベのローマカトリック司教の持ち物でしたが、所有権がコロコロ変わった末1978年デンマーク王室の持ち物になりました。

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(シャッケンボー城 by Wolfgang Sauber, 
CC-BY-SA 3.0 Wikimedia Commons)


そして1993年、現在のデンマーク女王の次男に引き渡されることになったのですが…
この次男・ヨアキム王子が「城にはおそろしい伯爵夫人がいる」と話しているのだそうです。

夫人の名前は書かれていませんでしたが、恐らくこの城の3番目の持ち主、ハンス・シャック伯爵の妻アンナの事だと思われます。
「白い貴婦人」とも言われているそうです。

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(ハンス・シャック伯爵 1609-1676年)

伝説によると、ある日伯爵夫人は、怠慢なメイドをストーブの前の椅子に縛りつけたまま教会へ行ってしまいました。

夫人が帰ってくると、メイドは骸骨になっていました。
縄をほどいてやると、骸骨は叫び出して城の階段を駆け上がり、バラバラになったそうです。

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以来、城内で大人には見えない老婦人を見たという少年がいたり、ヨアキム王子の友人の幼い娘が誰にも見えない女性の姿が見えると話していたりしたそうです。

現在ヨアキム王子はフランスに移り住んでおり、城はシャッケンボー財団が管理しています。

城内にはレストランがあったり宿泊も出来るそうですが、幽霊話を聞くとちょっと怖い気がしますね。

参考:

Royal Central
Wikipedia 
Schackenborg.dk

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