elspina veinz

生産年齢人口の急激な減少,社会インフラの老朽化。朽ちていくこの日本、そして地方都市をベ…

elspina veinz

生産年齢人口の急激な減少,社会インフラの老朽化。朽ちていくこの日本、そして地方都市をベースに、「枯れた技術の水平思考」をベースに、小さなチームで、楽しくいろんな課題にチャレンジしています!

マガジン

  • LPWAと愉快な仲間たち

    IoTな世界観を実現するには欠かせないLPWA、その中でもLoRaWAN関連の情報をまとめて行きます。

  • ELSPINA Style

    ELSPINA VEINZ Inc の会社運営全般について、徒然に

  • AppSheetによるシステム開発の光と影

    ノーコード・ローコードを謳うアプリ・システム開発プラットフォームが、いろいろ出ています。Googleに買収され、プロダクトとしてより面白くなりつつあるAppSheetに関するネタを中心にお届けしていきます。

最近の記事

解説編 : 室内空気環境モニタリングデモ

コロナ対策の一環として、”密”を避けなければいけません。小売店、飲食店、オフィス、会議室、学童、塾など、どうしても”密”が発生しやすい環境では、誰でも簡単に効率よく、室内の空気環境をモニタリングし、綺麗な状態に保てる仕組みが求められます。 ということで、デモ動画を作成し公開しました。 仕組みに興味ある方は少ないかもしれませんが、これまで同様に、少し実現している仕組みについてご紹介したいと思います。 0. 利用イメージ(導入される現場のイメージ)この仕組みが活用できる場面

    • 再生

      室内空気環境モニタリングデモ Indoor Air Quality Monitoring

      コロナ対策の一環として、”密”を避けなければいけません。小売店、飲食店、オフィス、会議室、学童、塾など、どうしても”密”が発生しやすい環境では、誰でも簡単に効率よく、室内の空気環境をモニタリングし、綺麗な状態に保てる仕組みが求められます。

      • LPWAでオフィス環境を可視化せよ!(番外編) - LHT65と照度プローブ

        前編と後編でお届けしました「LPWAでオフィス環境を可視化せよ!」シリーズ、3つ目「番外編 - LHT65と照度プローブ」です。 1. 概要オフィス環境の状態をみるために、様々なセンサーノードの情報を一元的に可視化する必要があります。 その中で、オフィスに人がいるのか?いないのか?をどうやったら確度高く判定できるのか?という課題を設定していました。 今回利用しているセンサー類で使えそうなものは、3つあります。 A:ドアの開閉センサー @ LoRaWAN B: 照度セン

        • ”仕合わせ”の積み重ね

          COVID-19の話題に加え、贈収賄、接待問題、性差別発言、いろいろてんこ盛りで、日々、いろんなことが通り過ぎていく。 そんな中、当社は無事に”今期”を終えることができ、また新たな”期”を迎えることができる。非常にありがたい話である。 常々”ご縁”は大切にしたいと考えているが、今期はこれまで以上に、様々な感謝を感じた1年だった。そして、また、生き方・経営面での考えを、新たにupdateをせねばいけないと感じた1年でもあった。 新たな”期”に向けて、自分への備忘録を記した

        解説編 : 室内空気環境モニタリングデモ

        マガジン

        • LPWAと愉快な仲間たち
          9本
        • ELSPINA Style
          2本
        • AppSheetによるシステム開発の光と影
          2本

        記事

          LoRaWAN と iBeacon と Indoor Map

          コロナとオリンピックで揺れる令和3年(西暦2021年)も、早くも1/6が終わろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか? 今回も完全SEOガン無視タイトルでいきたいと思います。 この記事にたどり着いた方には当たり前の話かと思いますが、LoRaWANは、WiFiなどと同じく免許を必要とせず、自身で基地局(ゲートウェイ)を設置し利用することが可能です。であるが故に、郊外・広域で利用しようとすると、逆にそれが足かせになってしまいます。よって、必然的に屋内での利用が良いのでは?

          LoRaWAN と iBeacon と Indoor Map

          OCN モバイル Oneで、LoRaWANしてみる

          2020年、これまで以上にあっという間の1年でしたね。あっという間にクリスマス・イヴです。 山下達郎氏の名曲は、いつもと変わりなく、今年も名曲です。 さて、そんなクリスマス・イヴにお届けするのも、またLPWAネタです。 当社では、オフィスや関係先にLoRaWAN Gatewayを複数台設置し、TTN上で公開しております。それらは、基本的にバックホールとして、そこに存在するインターネットへの口(Ether/Wifi)を利用してきました。 とあることで、いわゆるモバイル通

          OCN モバイル Oneで、LoRaWANしてみる

          ローコードアプリ開発事始 〜 AppSheet中心に

          先般の政権交代により、”デジタル”なんてことが一般の方々にも耳に入るようになり、”行政手続き”を始めとし、やっとこさ、この日本も重い腰が上がるのかな?という兆しを感じなくもない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?(ま、意識改革的な部分があるので、結構難しいことではある) デジタルといえば、ICT。情報技術から構成される業務システムなど、基本的には目に見えないもので構築されているので、業界の人でないと、その中身がどんなものかは想像すら難しいところですね。 でも、建築物も目

          ローコードアプリ開発事始 〜 AppSheet中心に

          LPWAでオフィス環境を可視化せよ!(後編)

          前回の前編では、LoRaWANノード、EnOceanノード、TTN、Tago.ioを組み合わせて「オフィス環境(温湿度、照度、ドアの開閉、人の在・不在)を可視化すること」の概要をお伝えしました。 後編では、可視化をぽちぽちっと簡単に実現できるTago.ioに焦点を当ててみたいと思います。 なお、本内容は当方の”触ってみた”感想めいたものであり、動作を保証するものではありません。予めご了承ください。 1. Tago.ioとはTago LLC(米国、ノースカロイナ州)が提供

          LPWAでオフィス環境を可視化せよ!(後編)

          LPWAでオフィス環境を可視化せよ!(前編)

          先般の投稿で、LoRaWAN の GPS Trackerである Dragino LGT92 が追尾できるか?のご報告させていただきました。 1. はじめに今回は、LoRaWANノード、EnOceanセンサーを使ったオフィス環境の可視化を題材に、センサーデータの可視化方法について触れてみたいと思います。 と言っても、「センサーデータの可視化」なんて記事は、巷にはごまんとありまして、秀逸な記事が数多あります。 この記事の特徴は、次の通りです。 i. 可視化サービスとして、

          LPWAでオフィス環境を可視化せよ!(前編)

          再生

          LoRaWANとLINE Botを活用した見守りソリューション(α版)

          GPSセンサーを搭載したLoRaWANノード(Dragino LGT92-Li)とTTNとLINE Botをつなげて、位置情報を確認できる見守りサービス実現例です。

          LoRaWANとLINE Botを活用した見守りソリューション(α版)

          再生

          人のフンドシ。。。

          IT業界に多少なりとも縁のある方ならわかると思いますが、今やGAFAMに関連する何かを使わないで、何がしかの「実装形態」を模索することは、難しくなっているきている気がします。 難しくなっているというより、オプションとして必ず視野に入る、という言い方が良いかもしれません。 つまり、少なからず、 人のフンドシ(≒GAFAM)で相撲を取る ことが当たり前になっています。 当社もご多分もれず、非常に小さなIoTサービスですが、"G"の裏側を使ってサービス提供しているものがあ

          人のフンドシ。。。

          Dragino GPS Tracker LGT92 を追尾せよ!

          突然ですが、LPWAってご存知でしょうか?Low Power Wide Areaの略で、「長距離のデータ通信」「低消費電力」を大きな特徴にもつ無線通信技術の一つです。 他の技術同様に、様々な仕様、プロダクト、ソリューションが存在します。 ちなみに、日本ではサブギガ帯(920MHz周辺)で電波が飛びます。 今後、社会インフラを高効率に運用管理していく上で必要な要素技術の一つになります。 我々は、オープンコミュニティという点に共感をして、LPWAの一つであるLoRaWAN

          Dragino GPS Tracker LGT92 を追尾せよ!

          「サラリーマン暗号技術開発者が、20年後、地方零細会社の経営をする」ほどに影響を及ぼしたクリステンセン博士〜その死を偲んで〜

          大規模火災、異常気象、新型コロナウィルスの拡散、、、、今年も1月からバッドニュースばかり。そして、多くの訃報も耳にする。 多くの訃報の中で、気にせざるをえなかったのが、経営戦略研究の大家 クレイトン・クリステンセン博士の訃報だ。67歳という若さで、また巨星が天に召されてしまった。 クリステンセン博士を一躍有名にしたのが1997年に出版された著書「イノベーションのジレンマ」ではないだろうか。 どうでも良いが、邦題が確実に間違っている。原題通り「イノベーターのジレンマ」でな

          「サラリーマン暗号技術開発者が、20年後、地方零細会社の経営をする」ほどに影響を及ぼしたクリステンセン博士〜その死を偲んで〜

          1989, 30 yrs ago...

          早いもので、2019年、令和元年の幕が閉じようとしている。 来年2020年は東京オリンピック・パラリンピック。年間出生児数も、90万人をお大幅に下回り、おそらく10年後、 あそこで日本は終わったんだな、、、 と振り返る記念すべき年になるのかもしれない。 "10年一昔"とはよく言ったもの。振り返ると、まさにその時、常に激動の瞬間があることがわかる。 1989今から30年前の1989年。まさに、それは激動だった。 昭和天皇が崩御された。昭和の終わりであり、平成の始まりだ

          1989, 30 yrs ago...