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自分と誰かを差別する心

「いえいえ、私なんか…」
「とんでもない、私ごときが…」

日本人特有の
〝人を立てる〟という文化
謙遜の美徳はすばらしい

でも、いきすぎるとき
自分と誰かを差別して
必要以上に自分をさげすむ
危険な匂いがする

遠慮がちに
謙遜しているような
そんな言葉が口から出たら
差別のこころがないか?
自分の胸に問うてみる

ここでいう差別は
男女差別とか
出身による差別などの
人の属性によるものとは違う

自分と誰かを差別する心

誰かがしたことは許せても
同じことを
自分がするのは許せない

そういう事がたくさん出てきたら
ちょっと自分に負荷をかけ過ぎてない❓
頑張り屋さん

誰かの希望を叶えることを
優先させてばかりでは
自分の望みを
我慢するのが癖になり
そのうち、自分の望みが
わからなくなってくる

嫌だと言えない立場の人や
優しい人が陥りやすい
この我慢…
これは度を越すと

〝我れ、慢ず〟

我慢してる自分を美化して
謙遜していると錯覚する

我慢できない人を見下したり
誰かを救うために
自分が我慢してやってあげなきゃ…
それって傲慢さが見え隠れして
知らずしらずに
自分と誰かを傷つけている
そんな我慢はいらない

自分に厳しすぎて
自分で自分を踏みつけにしてたら
罰するような痛みに
だんだんこころは曇ってきて
いつか恨みを晴らすことになるから


どうせやるなら我慢ではなく
支え動ける自分をよろこび
そういう場があることに
素直に感謝
そうすれば慢心は消えていく


誰かに許せることを
同じように
自分にも許してあげよう
そしたらこころに温かな血が流れだす


自分と誰か
差があるのはいい
違いがあるのもいい

違いは認め合い
尊重する
でも、差別はしない


対等で風通しのいい繋がり
そんな関わりを
自分と誰かで創っていきたい


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