仮面を被って生きている
大人になるにつれて、
仮面をかぶって生きるようになった。
子どもの頃は、何にも考えずに、
ただひたすら自由に生きていた。
でも今は違う。
社会の中で要領よく生きていくためか、
あるいは自分を守るためか、
ありのままの自分で生活する時間が明らかに少なくなった。
理由は簡単で、社会のなかで仕事をする時間が人生の大半を占めているからだ。
そう、仕事をするときは仮面を被るしかないのだ。仕事とは、社会を回していくために必要な役割を担うことである。
当然その役割はありのままの自分とは無関係である。ゆえに、その役割を担える人物(役割を担うに相応しい人物)になるために仮面を被るしかないのだ。
私は職場で仮面を被って生きている。
それゆえに周りの人たちは.
私に対して「距離を感じる」と言う。
それは当たり前だ。
仮面を被っているのだから。
でも、仕方がないことだ。
日常を適当に過ごすことが大好きな私では、決して務まる仕事ではないのだから。
(適当にできる仕事なんてきっとない)
これまで、私に焦点を当てて語ってきたが、
皆さんも同じような想いを持ったことはないだろうか。少なくとも誰しもが仮面を被って生きた経験があるのではなかろうか。
最後に、一つだけ伝えたいことがある。
仮面を被らずに生きる時間をつくることが、
人生を生きていくためには必要だということ。
そしてそのためには、友人や家族、恋人など、その人のためなら命を懸けられる、そんな大切な仲間をつくること。あるいは、大事にすることが何よりも肝要だ。
以上。
今後、仮面を被った者同士が生むイビツな関係性についても書こうと思う。
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