赤ちゃんとの暮らしを前に心に寄り添う言葉のプレゼント。
たった一言だけど、そのたった一言に救われることがあります。
時間が経ってもなお、心の中で輝きを放つ、その言葉。きっとこれから先も心に残り続けていくのだろうと思います。
そんな言葉のプレゼントをいただいたお話を。
産後の入院生活。
明日、退院となる日の夜に、分娩時にお世話になった助産師さんが来室してくださいました。
何か検査をするでもなく、用事があったわけでもなく、ただ来てくださって。
いろいろとお話をさせていただきました。心がぽかぽかとあったかくなって、やさしい時間が流れていくのを感じていました。
出産でのこと。
助産師さんという仕事のこと。
わたしの仕事のこと。
話はあれこれと飛び交っていきました。
ときに笑いながら、ときに出産のことを思い出して涙を堪えながら。
そんな中で、助産師さんが話してくれたことが今でも心に残っていて。
内容は少々違えるかもしれませんが、こんな話でした。
うんうん、と頷きながら聞いていましたが、おそらくママになった方は一度は聞いたことのある話かもしれません。
あぁ、この人はすごいなぁ。
心の寄り添い方を知っている方だなぁ、と心底思いました。
「適当でいい」
と言われて、気持ちがラクになれる人もいるかもしれないけれど、それが難しい人だっている。
部屋がある程度、きれいな状態であること。
整理整頓された落ち着いた空間であること。
そちらの方が、自分が居心地が良く、身体も心も良い状態を保てるのであれば、
「適当でいい」
と言われてもどうしたらいいのかわからなくなる。
わたしも多少は手を抜くかもしれないけれど、ある程度はキレイに保っておく方が精神衛生上よくて・・・。
だからこそ、この言葉が身に沁みました。
人それぞれ、気持ちがラクになれる言葉も違うし、方法も違う。
わたしは文章を書くことが、何よりのリフレッシュ。
だから、noteも書き続けていたいし、3年間続けている育児日記も苦ではありません。人によっては、そんな時間は必要のないように思うかもしれませんが、わたしにとっては、自分を整えるための大切な時間です。
マジメな人。
完璧主義な人。
しっかり者の人。
大雑把な人。
それぞれに、自分にとってのちょうどいい方法を見つけていけばいい。
自分を無理に変える必要はなく、自分に合う言葉、自分に合う方法を探し求めればいい。
そんなふうに思えると、肩の荷が降りて、ずいぶんと心が和らぐように感じました。
心から人を思いやる言葉は、誰かの心に響いて、これから先もその人の日常に溶け込んで輝きを放っていくのだろうと思います。
心の中で輝く宝物。
わたしもそんな言葉を誰かに届けられるような人になりたい。
いつか、とは言わず。きっと、そうなると信じて。
▼ こちらもステキな言葉です。
親として、人間として、もっと深く。もっと磨かれるように、と。
そんなマガジンです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♩
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