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まだなのか?ソワソワを通り越した臨月妊婦の本音

文章を書くことすら気力が湧かなかった。さまざまな感情を受け取ってしまっては、心はゆらゆらとマイナス方面へと流れてしまう。

そんなマイナス面の受け皿にnoteという場所を使いたくない。
…というのは、わたしの強情すぎる部分でもあるのかな。
そんな思考も取っ払ってしまえたらと思い、重い腰を上げてパソコンを取り出した。




光があれば闇もあるもの。

わたしは、言葉に希望を灯して届けたいと思っている。けれど、かつてのわたしがそうであったように、闇の中から叫ぶような痛ましい言葉の数々にも救われることもあるかもしれない。

その光にも。
その闇にも。

きっと、心の中から湧き出たものを届けることが、誰かの心を震わせていく。

今から書くのは、マイナスの側面が多いけれど、自分の本音を明るみに出してみたいと思います。




ここからはわたしの今の本音。

わたしは現在、妊娠39週。
もうすぐ40週で、出産予定日とされる日が目前に迫ってきた。

正直なところ、7月中には産まれるのではないかと予想していた。
経産婦ということもあるし、第一子も出産予定日よりも一週間早く、出産の日を迎えたということもある。

弟夫婦の出産を言い当てた知り合いにも、
「7月31日なんじゃない?」
と言われ、ワクワクしていたのも事実だ。

けれど、7月31日は何事もなく過ぎ去った。
次こそは、という期待も込めて、
「新月の8月5日じゃない?」
とドキドキしながらその日を待ったが、またまた音沙汰なし。

あれよあれよと月日は過ぎていく。

陣クスと言われるものも試してみる。
スクワットやら、ラズベリーリーフティーやら、焼肉やら。散歩に出かけたら、眩暈で倒れそうになったので、それからは控えるようになったが。

あれ?
全然、予兆もないのだが。

だんだんと、精神的に追い込まれていった。
身体も重くて、立ち上がったり歩いたりすると、下腹部に激痛が走る。かといって、寝たきりもよくないと思うので、動けるときには動こうとがんばる。スクワットやマタニティヨガもするが、ものの数十分で終わる。

家事や育児も実母に任せっきり。こんなんでいいのか…と悔やまれる。睡眠不足で起き上がれないこともあり、ほとんど何もできないことが多い。

夜は夜で、眠れない。
不定期に腹痛に見舞われる。前駆陣痛というやつだ。
10分おきに痛みがやってきたので、もしや陣痛につながるのでは?と思って、いよいよかぁと思いを巡らせていたら、次の瞬間、パタリと痛みがなくなる…ということが、最近は頻繁にある。

眠れない夜に考えるのは、
「このまま長引けば、どうなるのだろう…」
という不安の数々。




早く、家族4人で過ごしたい。
夫に話を聞いてもらいたい。
ちょっとした不安も、いつものように大丈夫と笑って受け止めてほしい。

出産は怖いけど、早く我が子に会いたい。
「赤ちゃんのタイミング」
と、悠々と待っていた時期はとうに過ぎ去った。

もうそろそろ身体も心も限界だよ。




妊活で悩んでいたわたしから、今を見れば、どれだけ羨ましい悩みだろうと思うだろう。
2人の子育てで慌ただしい未来を想像すれば、ゆったり過ごせる今が貴重だと思うかもしれない。

ほんとわがままで、目の前に置かれている現状しか見れないのが人間。(わたし)

けれど、それが今の本音なのだとしたら、それも抱きしめてあげたいなぁと思う。

わたしがそうであるように、きっと出産間近の妊婦さんは、多かれ少なかれ不安なことだろう。当たり前のように、子どもを産んで育てて…と多くのママがしているけれど、当たり前じゃない。

そこにはさまざまな苦悩や葛藤があって、人知れず戦い、立ち向かっている。

その時、その時、その苦悩や葛藤と向き合いながら、本音を掬い上げながら、やっていくしかないのだろう。

本音を書けてよかった。
無事に産まれてくることを心から願って。



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