自分の仕事をつくる会には、場作りしたい人が多いらしい

「自分の仕事をつくる会」というのをやっている。

きのう、以前からの知人がslackに入ってくれて、「最終的には場作りがしたい(意訳)」とのメッセージが投稿された。

これまで15人くらいが会に関わってくれたが、「場作りがしたい人」の割合が高い。

  • 呼吸ほぐしを提供する「呼吸の家」のイカさん

  • 本のサービスから場作りに拡張していきたい行武さん(ずいぶん前から村を作りたいと言ってる)

  • シェアハウスを運営している人

  • シェアハウスを運営したい人

  • 都会に心身をほぐすサロンを作りたい人

  • 自分の仕事をつくる会という場を発展させたいわたし

などなど。

「場作りしたい人が多いな」と思ったと同時に、「そもそも場作りってなんだ?」「わたしのしたいことは、場作りに含まれるのか?」という疑問がわいてきた。

なので自分の仕事をつくる会の初期メンバーチャンネルで投げかけてみた。

  • 場作りは、物理的な場を指すけれど、場所がすべて場作りになるわけではない

  • 継続性や人の要素が重要そう

  • 1対1や1対より、n対nの方が場に近いかも

  • オンラインだと「場作り」というよりも「コミュニティ作り」に近いかも

イカさんはすでに「呼吸の家」という場を持っていて、家族を大事にしていて、コミュニティの中では寛容で受け入れ能力が高い人という印象。

行武さんは、会社に所属しながらコミュニティや組織作りをやっている人。「困ったときに呼ばれる姉御」みたいな印象の人。野性的な印象はないのに「村を作りたい」とずいぶん前から言ってるのも印象的。

「場作り」というワードで思いつくものは、人それぞれの癖(へき)が出ていて面白い。

(二人とも、いつもおしゃべりに付き合ってくれてありがとうございます👏)

国語辞典には「場作り」という言葉は載ってるんだろうか?

新明解国語辞典(第8版)を確認してみると、「場作り」という言葉はなかった。残念!

なにかヒントをくれ〜という気持ちで、「場」という言葉を引いてみたら、さすがにあった。1225ページの中段。

〔「庭」の造語形「・・・んば」の変化。漢語ではない。〕
一.A物事が行われている環境としての所(時)。B物理学で、力が及ぶ範囲。
二.〔劇で〕ある場面を中心としたひとまとまりの区切り。
三.もと、取引所の立会い(場)。〔現在は廃止〕

(庭のくだりが気になるけど、よく分からない。)

わたしたちの言う「場」は、「一.A物事が行われている環境としての所(時)」に該当するだろう。定義してくれてありがとう、新明解国語辞典。

「人間の欲求って、そんなに『場作りしたい』に行き着くものなのか?」という疑問もわいてきた。

でも「どこにもいない人(どの場所にもいない人)」なんて存在しないから、場への欲求、場作りへの欲求がわくのは、人間として自然な気もする。

誰かに電話した時に「今、どこにいるの?」と聞いて「どこにもいません」と言う人はいない。

オンラインミーティングをするときも、アイスブレイクとして「今どこですか〜?あー、例のコワーキングですか!」などと言ってしまう。どこかしらにいるわけだから、この質問はオープンクエスチョンのようでクローズクエスチョンだなと思う。便利。

生きていて、「場」と紐づかない瞬間ってないから、自然と「場」のことが気になるんだろうね。

自分はまだ「場作りがしたい」という自覚が薄いけど、いわゆる場作りをしたがっているようなので、どんな場がほしいのか?また今度考えてみたい。

中学時代の保健室(+保健室の先生)と、小説「西の魔女が死んだ」には影響を受けてるだろうな。

中途半端だけど、そろそろ眠りたいので強制終了。

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