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【朝礼 4/16】覚悟を持って、言い訳を断ち切り、強くなる

昨日、BMBというBクラブ経営者が集い、年数回実施している勉強会が開催されました。基本、各クラブの好事例を出し合いながらナレッジ共有の色合いが強いのですが、今回は、エンタメ、マネタイズ、集客、オンラインサロンでのコミュニティ創り、クラウドファンディング、ドブ板営業、全てをやり切り成功を収めているキングコングの西野さんをスペシャルゲストにお招きして実施いたしました。

西野さんのニシノコンサルというYouTubeでも5月に配信予定なので楽しみにしてください。さて、リアル参加した佐賀の田畠社長、福島の西田社長、秋田の水野社長から相談を持ちかけて、答えていただくという内容でした。ホームゲームのエンタメのこと、新規ファンをどう獲得するかなどいろいろと面白いアイデアをいただきました。

そんな中でも、西野さんの今朝のVoicyでも話していただきましたが、西田社長から、B2にいると選手が成長してもB1に引っ張られてしまう、そうするとファンもついて行ってしまうこともある。選手に依存しすぎるとリスクなので箱推し、つまり、クラブ推しにしていかなければならないがどうしたらよいか。そんな相談をぶつけた時の回答が、秀逸かつ大共感でしたので共有しました。

西野さんも舞台や大きめのイベントを仕掛ける時、キャストに依存しすぎるとリスクだし、長続きしない。よって、敢えて伏せたり、決してネームバリューで集客しないということを決めていると話していました。属人的なビジネスに陥り、スタッフもそれに甘えるからと言っていました。

エンタメとスポーツは異なりますが、いかに、クラブにファンをつけるか、アリーナという箱かもしれないし、演出、クラブのアイデンティティかもしれません。どう解決するかは考えるとして、大切なとことは、選手のネームバリューで勝負しないという経営とスタッフが共通認識、覚悟を持つことが大切だというメッセージだったと思います。

共通認識、覚悟がブレると、〇〇選手が移籍したから、今、お客様を呼べる選手が少ないから、または、うちのクラブにはアグレッシブな資金投下をしてくれるオーナーがいないから、日本代表が結果出せないから…クラブもリーグにとっても言い訳の温床になりがちです。

元々、バスケ界は、ちょっと前までマイナーでそんなことに頼ったり、日本代表の活躍でメディアを賑わすなんていう援護射撃はありませんでした。

もちろん、素晴らしい選手、クラブを生み出す、日本代表が国民的な注目を浴びる状況を常に目指すことは絶対に必要です。しかし、リーグもクラブも、それがなければ無理、きついと言い訳してしまう状況を断つことは、何よりも大切な共通認識と覚悟だと思います。

辛い時期は、大変ですが、良くなったら良くなったで手綱を締めることも大切。成長というのはその繰り返し。あぐらをかいたり、緊張感を失ったらそこで終わりですね。

いかなる状況でもなんとかするという覚悟と追い風になる価値創りのハイブリッドで取り組んでいきましょう。そんなお話をさせていただきました。


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