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惜しくも敗れた全ての選手たち・チームスタッフ・フロントスタッフをはじめ、クラブ関係者へも心からリスペクト。

B2 年間チャンピオンは佐賀に決まり、残すは、B1 年間チャンピオンを決めるファイナルのみ。今シーズンはじめて日本生命さまにB1、B2のポストシーズンパートナーのご支援をいただき、大いに盛り上がっています。ありがとうございます。

今週末の千葉J  VS  琉球のファイナルも楽しみですが、レギュラーシーズンはもちろんのこと、ポストシーズンでチャンピオン、昇格の夢潰えた選手たち・チームスタッフ・フロントスタッフをはじめ、クラブ関係者の皆さんへのリスペクトを忘れてはならないと強く感じています。

どうしても短期決戦では、怪我人がいるかどうか、勢いに乗れるかどうかの影響を多分に受けやすいものです。これもまた、実力と捉えることも出来ますが、このポストシーズンにいかにしてベストな状態にもっていくのかが何より重要だと言えます。

それは、チームの成熟度、フィジカル面だけではなく、メンタル面のコンディションについてもです。そして、この戦いを勝ち抜くには、やはり経験も踏まえたクラブの総合力が大事だと思っています。

クラブとして築き上げてきたもの、経験、多くの関係者を巻き込んできたエネルギーなど、何か特殊なものを感じています。行ける時というのは、何となくいける!と感じます。これは、選手たちもよく言いますね。もちろん、そうならない時もありますが。

B1、B2でもポストシーズンの舞台にたどり着いたクラブに大きな力の差はないですが、見えない差もあったりするのも事実。毎年挑戦してこの舞台での経験を重ねる中で、足りない何かを探していく。そして、いつか手にするか、手にするところに限りなく近づいていくのだと思います。

精一杯戦ったのだから悔いはないとは言え、短い選手生命、チャンスは当たり前に訪れるわけではないことも選手たちが1番よくわかっています。しかし、前を向いて進んでいくしかありません。私も千葉ジェッツ社長時代、2度ファイナルの舞台でアルバルク東京に敗れました。悔しかったのですが、まだまだ手にするにははやいかった、足りないものがまだあると考え、切り替えました。

悔しい思いをしている選手、スタッフの皆さん、足りないものを探す旅こそ成長の源であり、かけがえのないものです。来シーズンこそは!と、頑張りましょう!そして、素晴らしいシーズン、プレー、振る舞い、本当にありがとうございました。

前述したように、苦い思いを繰り返し、積み重ねて力をつけてきた千葉J と琉球のファイナルは、必ずや素晴らしいものになります。より多くの人たちに観ていただきたいです。


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