とくまる/公務員タスク管理の人

「自分のペース」と「安心感」で、自分らしい仕事をしよう! うまく仕事できずに悩んだ20…

とくまる/公務員タスク管理の人

「自分のペース」と「安心感」で、自分らしい仕事をしよう! うまく仕事できずに悩んだ20代。タスクシュート(タスク管理メソッド)に出会い、自治体独自の福祉制度創設メンバーに抜てき、主任の昇任試験に合格。公務員のためのタスク管理を研究中 愛用はTaskChute2 ※発信は個人の見解

最近の記事

沈むタイタニック号の甲板で、椅子をキレイに並べるテクニックを駆使して満足する人生

僕は福祉職をしているからか、 「事実は小説よりも奇なり」を実感するような、 そんな生き方をされてきた方々のお話をお聞きする機会が、 比較的多いのではないかと思います。 もしかしたら、 「贅沢はしなくていい。普通の生活がしたかった」 と思っている方が、それなりにいるのではないかと推測しています。 「それなりの幸せな生活を送ること」 これは、とても貴重なことで、実現したいことです。 僕が10年以上勤めてきた知的障害・発達障害のある子の施設。 「平々凡々でもいい。どうか、それ

    • 「7つの習慣」にとってのタスクシュートとは 【7.TaC理論】

      名著『7つの習慣』は、世界的な大ベストセラーです。 日本でも、多くの人が知る本と言えるのではないでしょうか。 では、「7つの習慣」を実践している人がどれくらいいるかというと、少し心許ない気がします。 それは2つの意味においてです。 一つに、『7つの習慣』の名前が出される時は、だいたいが「時間管理のマトリックス」や「影響の輪」を紹介したいがためです。 確かに、これらはとても重要な概念で、欠かせない考え方です。 しかし、どちらもテクニカルなもので、コヴィ博士が最も伝えたいこと

      • タスクシュートにとっての「7つの習慣」とは 【7.TaC理論】

        コヴィ博士が『7つの習慣』で主張している最も大事なことは、人格主義の回復であり、復権です。 なぜなら人間は、一人一人が個を確立し、お互いが理解し合ってシナジーを起こすことで、思ってもいないような幸福を感じながら人生を謳歌することができるからです。 「個を確立する」「お互いが理解し合う」「シナジーを起こす」というのは、人間関係のテクニックだけでは、成立しません。 人格にフォーカスしないと、成し遂げられないのです。 人格にフォーカスするということは、歴史も地理も超えた価値基

        • 7.TaC(セブンタック)理論の概要 /7つの習慣×タスクシュート

          「7つの習慣」と「タスクシュート」とは、 現代を幸福に生きるための最高の組み合わせです。 現代人は、「在り方」と「やり方」の2つの大きな問題を抱えています。 わたしは、なんのために生きればいいのかという「在り方」の問題。 わたしは、どのように生きていけばいいのかという「やり方」の問題。 その2つを統合した「生き方」について根本的に見直し、安心感を持って自分らしく生きられるようにすることが、強く求められていると思います。 「在り方」を育む「7つの習慣」「在り方」を育んで

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          7つの習慣30日間チャレンジが良かったので、さらにこれをやります

          スティーブン・R・コヴィ『7つの習慣』に書いてある、 「7つの習慣」について理解を深めるために、チャレンジをしました。 7つの習慣に沿って、日記を書くというものです。 7つの習慣は、 第1の習慣 主体的である 第2の習慣 終わりを思い描くことから始める 第3の習慣 最優先事項を優先する 第4の習慣 Win-Winを考える 第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される 第6の習慣 シナジーを創り出す 第7の習慣 刃を研ぐ というものです。 毎日、すべての項

          7つの習慣30日間チャレンジが良かったので、さらにこれをやります

          分かりにくい「個性主義」「人格主義」という表現を補足する/7つの習慣

          『7つの習慣』というタイトルにひっぱられて、どうしても「7つの習慣」そのものに目が向きがちですが、それらを読む前に理解しなければならないのが、個性主義と人格主義です。 コヴィ博士が最も言いたいのは、人格主義の復活なのですから、まずは個性主義と人格主義について理解をしないと、本当の意味で「7つの習慣」を理解したことにはならないと思い、がんばって読み解いているところです。 『7つの習慣』の核心となる「個性主義」と「人格主義」という言葉は、日本人にはやや理解がしにくいというか、

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          「7つの習慣」を身につけるためにやってみる30日間チャレンジ

          先日、「7つの習慣 30日間チャレンジ」というものを始めました。 これは、30日の間、毎日、 「7つの習慣」に書かれた7つの項目に沿って行おうというものです。 ・第1の習慣 主体的である ・第2の習慣 終わりを思い描くことから始める ・第3の習慣 最優先事項を優先する ・第4の習慣 Win-Winを考える ・第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される ・第6の習慣 シナジーを創り出す ・第7の習慣 刃を研ぐ すべての項目を埋めませんが、書けるだけ書いてます

          「7つの習慣」を身につけるためにやってみる30日間チャレンジ

          「社会通念で作られる鏡」と「タスクシュートで作られる鏡」 7つの習慣で考える

          コヴィ博士は『7つの習慣』において、 自分自身に誠実であること、自己を確立することがスタート地点であると言っています。 ここが無ければ、すべてが脆く崩れてしまいます。 自己の確立と対比するように批判的に言っているのが、 社会通念の鏡となってしまうことです。 「一時的な社会通念」と「普遍的な価値観」 ここで社会通念というのは、 その時々の社会でだけ通用する正しさ、なんとなく良いものとされていること、いっときの表面的なマナーのようなものです。 「そのような社会通念を反射して

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          "着手主義"のタスク管理は「心を軽くする」のが一番のメリット

          ”完璧主義”が、いろいろなものを蝕(むしば)んでしまうことは、それなりに知られてきたことだと思います。 日本企業が、完全無欠な状態に仕上げてから商品を販売することが当たり前だったため、開発に時間がかかり、消費者のニーズを逃してしまうことが挙げられています。 また、消費者のニーズからズレていることに気付かずに、独りよがりな完全無欠を追求した結果、何のためにあるんだか分からないような機能が満載な商品に仕上がってしまうこともよく聞く話です。 そのような完璧主義に対抗するように、

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          管理職となることで大きいイエス(big yes)のために自制できる 〜7つの習慣より〜

          僕が主任になって、部下を持つようになってからは、 組織って、そうそう思うようにはいかないんだな、 ということを思い知りました。 限られたリソースで、職場に求められている期待に応える。 そのマネジメントをする立場になったのです。 リソースなんて、増えません。 でも、課題解決はどんどん求められます。 職員に言いたいことも、言うことを許されません。 悪態をつかれながら、言葉にならない言葉で理解を求めながら、組織を運営していくのです。 主任となり、苦しい立場で仕事をすることに

          管理職となることで大きいイエス(big yes)のために自制できる 〜7つの習慣より〜

          7つの習慣の日次レビュー30日チャレンジをします

          jMatsuzakiさんと佐々木正悟さんが「先送りゼロチャレンジ」という企画を主宰しています。 そこでは、「今日やる」と決めたタスクは、先送りゼロにすることを目指します。 先送りゼロチャレンジには、独特のルールがあって、 1日の初めに今日やることを決める 1日の終わりにその中で先送りしたものの数を数える 1分でも手をつけたら「先送り」とはしない というものになっています。 特に画期的なのが、3つ目。 「1分でも手をつけたら「先送り」とはしない」 というルールです

          7つの習慣の日次レビュー30日チャレンジをします

          Excel勉強会から始まる、公務員のためのノーコード・ローコードへの世界

          福祉現場を豊かにするために、自分が使えるいろんなものを使っていきたいです。 現在、僕が重点的に取り組んでいるのは、業務効率化の先頭を走るRPAです。 RPAにもいろんな種類がありますが、現在、僕の職場では、ノーコード・ローコードのサービスも導入し、今ままで手動でしていた作業を、自動化するようにしています。 せっかくのRPAツールですから、秀逸なロボットプログラムを開発することも重要です。 福祉職と縁がすごく遠そうな「プログラミング」に、少なくないリソースを割いています。

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          テクニカルばかりのタスク管理ではダメだと、『7つの習慣』が言っている

          スティーブン・R・コヴィは、『7つの習慣』のなかで、冒頭から嘆いています。 人類普遍の原則に沿った生き方である人格主義が蔑ろにされていること。 その代わりに、テクニカルでその場しのぎな生き方である個性主義がはびこっていること。 目先の利益や快楽をひたすら追いかけ続ける資本主義と、とても相性のいい生き方です。 コヴィは、そのような短期的で、短絡的で、表面的な快楽にふける生き方を、よしとしません。 パーソナルな属性(個性)にばかりフォーカスするような姿勢を、よしとしません。

          テクニカルばかりのタスク管理ではダメだと、『7つの習慣』が言っている

          コヴィ著『7つの習慣』が嫌う、テクニカルな生き方

          人間は、なんのために生きている? 幸福になるために、生きていると思います。 しかし幸福になるとは、けっこう難しいのかもしれません。 なにせ、何千年ものあいだ、さまざまな知の巨人や、八百屋のおばちゃんまで、「幸せって、なんだろうな?」と問い続けてきているのです。 ちょっとやそっとのことでは、幸福にはなれないのかもしれません。 特に、たった一人だけの力で幸福になろうとするのは、無理と言えましょう。 何千面ものあいだ、ずっと人間が悩み続けていることなのですから。 誰かの

          コヴィ著『7つの習慣』が嫌う、テクニカルな生き方

          タスクシュートでつくる「あそび」が、勝手に人の個性を輝かせる

          タスクシュートを活用して、「あそび」をつくりたいです。 僕は、職員の個性が発揮できる職場づくりを目指しています。 個性というのは、むりやり行動で表現するものではなく、 「あそび」があれば、自然と輝いてしまうものです。 子供を見れば分かりやすいですよね。 「あそび」があれば、誰が何を言わなくても、勝手に自分らしく活動しています。 その時の笑顔が、たまらなくいいものです。 大人だって、それと同じです。 歳を重ねて、「大人」と呼ばれる年齢になったとしても、人間の本質として

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          自分を超えたところで理想をもつという、幸福のための大切な要素

          職場のBPRを担当してます。 BPRは、「根本的な業務改善」という意味合いです。 小手先の改善ではなく、根本的なところから改善を図っています。 僕が特に任されているのは、業務の自動化です。 RPAと言います。 公務員職場は、かなり紙が多いですから。 中でも僕の所属する生活保護の部署は、トップオブトップ。 昔の電話帳のようなファイルで、決裁を回すというようなことだってしているのです。 (もう、電話帳を知ってる人も少ないかな・・・) そら、腱鞘炎にもなるわ。 せっかく来てく

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