Excel勉強会から始まる、公務員のためのノーコード・ローコードへの世界
福祉現場を豊かにするために、自分が使えるいろんなものを使っていきたいです。
現在、僕が重点的に取り組んでいるのは、業務効率化の先頭を走るRPAです。
RPAにもいろんな種類がありますが、現在、僕の職場では、ノーコード・ローコードのサービスも導入し、今ままで手動でしていた作業を、自動化するようにしています。
せっかくのRPAツールですから、秀逸なロボットプログラムを開発することも重要です。
福祉職と縁がすごく遠そうな「プログラミング」に、少なくないリソースを割いています。
でも、僕がより力を入れているのは、RPAを扱える人材育成です。
継続的で、ちゃんと現場を豊かにするためのRPAは、それを扱える人材がいてこそになります。
ロボット開発とは別に、プログラムを担える職員を発掘し、育成していこうと思っています。
とはいえ、いきなりノーコード・ローコードにチャレンジしようと手を挙げる職員は、数百人に一人くらいでしょう。
それもあって、僕がまず取り組んでいるのは、みんなに馴染みがあるもの。「Excel」です。
Excelを使いこなしてもらう中で、徐々に、徐々に、ノーコード・ローコードの面白い世界に誘導していこうと思っています。
本日、その「Excel勉強会」の初回。
ケースワーカーの約半分にあたる10名が参加してくれました。
その中でも個性が見えてきて、中には、「すぐに理解して、戸惑っている隣の人にも教えてあげる」という人もいました。
これは、想定外です。
これから毎月、「Excel勉強会」を開催していきますが、飲み込みが早く、自然にアドバイスまでしてくれる人は、スタッフ側で動いてもらうのもいいかもしれません。
人に教えるというプロセスの中で、プログラムツールの面白さや、可能性の
大きさ、それを人に教える楽しさまで味わってもらえたら、ノーコード・ローコードの世界まで早いかもしれません。
そのように、一人一人の関心の強さや習熟度に合わせて、コミュニティを形成し、運営していきたいと思います。
これから、公務員であっても、福祉職であっても、RPAやAIをきっちり相棒にして、福祉現場を豊かに展開するいいワーカーさんになってもらいたいです。
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