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渋谷らくごを観に行った話

こんにちは。

皆さん生で落語見に行ったことはありますか?🔎

私は一度浅草演芸場に観に行き、寝てしまったことしかありませんでした^^;

そんな私が今回渋谷にある落語の寄席に行ってきました!!!

渋谷らくごとは...?

最初このタイトルを聞いた時渋谷って若者のイメージなのにそこに落語!?と思いました笑

渋谷らくごとはサンキュータツオさんという方が作り出した場所のことで、このようなシブラクマニフェストを掲げています。

一、「渋谷という場所だからこそ若者に来てもらいやすい場所にする」

二、「新しい興業内容とスタイルを作りトレンドにします」

三、「演劇、映画、お笑い...そんな文化と落語を並列化します!」

というものです。

渋谷らくごの会場は元は小劇場だったようでこんな感じになっています。

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今回の演目

今回の演目は三遊亭兼太郎さんの「置泥」、柳亭小痴楽さんの「崇徳院」、立川談吉さんの「およそ3」「シロサイ」、柳家喬太郎さんの「心眼」でした。

その中でも、柳家喬太郎さんは普段渋谷らくごに登壇されない珍しい機会だったり、立川談吉さんは2019年渋谷らくご創作大賞に選ばれていたり、柳亭小痴楽さんは落語芸術協会の要だったりと、普段の寄席では観られないスペシャルな公演でした!

感想

落語家によって好でき嫌いはあると思いますが、私は面白く感じました!

特に最後の柳家喬太郎さんの「心眼」はおよそ40分間の演目の中に「喜怒哀楽」全ての感情が入っていて、観客の私も観ていて泣いたり、笑ったり、ハラハラしたり、主人公に怒ったりと凄く面白かったです。

他の作品では立川談吉さんの「シロサイ」は凄く笑いました😆

落語ってこういうものか〜!と実感できました。(しかし、その後の柳家喬太郎さんの「心眼」には笑い以外の感情も沢山入っていて、良い意味で驚きました。)

落語家さんには若い人も多いことに驚きました。テレビなどでは50代〜70代の落語家さんを見ることが多いので、正直意外だなと思い、イケメン落語家さんを探してみたい!とも思いました笑

私は関西出身なので次は関西弁の落語も是非聞いてみたいと思いました。やっぱり方言が入っているのといないのとでは、同じ作品でも部分部分で感情の入り具合も変わってくると思うからです。

そして、私が一番に感じたのは、落語とはリアルな「人」を描いた作品なのだということ。テレビドラマや映画は誰かが経験したエピソードを大袈裟に描かれていることはもちろんのこと、主人公の感情でさえ大袈裟に描いていることが多いと思います。

しかし、落語はそんなことはないと感じました。登場人物が感じていることをそのままに描き出していると思うのです。そしてそれが決して退屈に感じることなく、共感することもあれば、私もこんな人になりたいと思うこともあったり、「人って面白い!」と感じられるのです。

まとめ

今回の経験で落語の面白さに気づけたと思うので、今後は関西や関東の色んな落語家さんを聞いてみたいと思います!

でも私の場合、心地よい話し声と暗い雰囲気で眠たくなってしまうこともあるので、食べてから行かないように気を付けます笑

今回もご一読ありがとうございました。

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