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体のルール⑤〜栄養〜脂質編

今回は栄養の「脂質」について書いてみようと思います

脂質………脂肪………太る!
っていうイメージ満載なのが脂質ですが体には必要不可欠な存在でもあるわけですが、元々のイメージと相まって悪者扱いされてる感が世間にはあります

体の60%が水、20%がタンパク質、15%が脂質、残りの5%でビタミンとミネラル
これが一般的に言われる比率

ざっくり言えば体の15%が脂質だと言う事実!

さて一口に脂質と言ってもなにも中性脂肪やら内臓脂肪やらが脂質の全てではなく、細胞を取り囲む細胞膜も脂質、脳の約半分は脂質、ホルモンバランスを整えてるのも脂質、母乳や卵子羊水にも使われているのが脂質です

脂質には予備燃料的な役割もありますし、断熱材のような役割もあります

この予備燃料としての保管量が溜まりすぎると肥満に繋がるわけですが、前にTwitterで素敵な例え話を目にしたのでご覧ください

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〜以下Twitterより〜

昔漢方の先生にダイエットの秘訣について訊いたところ、「20:00以降(就寝前3時間以上)食べないこと」と言われ、その理由が「定時後にでかい仕事渡されたら、明日に回していいですか…?って机の端に積むこともあるでしょ。毎日その繰り返しで仕事の山が膨らむ。これが脂肪です」って言われて納得

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要は処理しきれない量がくれば当然捌き切れないわけで、溜まっていく一方なのですね!

食事の本来の目的は「無くなった栄養素を補うため」にあります
水溶性ビタミンは1日に6回
脂溶性ビタミンは1日に2〜3回
ミネラルやタンパク質も1日に2〜3回
炭水化物は1日に1〜2回(糖代謝が低い人は1回、糖代謝が高い人は2回〕

脂質は0回〜複数回

皆さんのお腹やお尻や太腿にくっついてる脂肪、これは脂質という名前の栄養素
各所に貯蓄した脂肪がいつからそこに貯蓄されているかで1日に摂る回数が変わります

1年前からくっついてるって人は2〜3ヶ月摂らなくてもいいそうです
10年前から、みたいな人は3年は摂らなくても大丈夫だそうです
理由は各所にくっついた脂肪を使えばいいだけなのだそうです
あと世の中には1日ですぐに脂質を消費してしまう稀有な人もいるそうで、その人は複数回摂らないとダメ

蓄えられている栄養素をまた蓄える事から来る悲劇がお腹周りやお尻や太腿の脂肪です

なら脂質は摂らなくても良いのか!
っていうわけでもないんです
その理由は体内の脂質バランスによるからです

体内の脂質バランスは1:4が理想とされています
1はオメガ3、4がオメガ6
このバランスがきちんととれていれば良いのですが、人によっては1:8とか1:10なんて人もいるそうです

この脂質バランスが崩れることでアトピーやアレルギーなどが起こりやすくなります

なので脂質バランスが崩れるいる人はオメガ3の油を摂る必要があります
2:8になれば1:4にできますし、2.5:10にすれば1:4にできます

簡単に言えば「氵」(さんずい〕の油を摂って「月」(にくづき〕の脂は摂るなってことですな

自分は幸いオメガ3が摂れるサプリメントや元々の油の比率が1:4に限りなく近い油を使って料理などしてますが皮膚に関する症状やアレルギーの類には全くなっていません

最後に摂ってはいけない油を挙げると
トランス脂肪酸
というやつです
よく耳にする人もいるかもしれませんね

これだけはマジでなるべく体には入れる事をオススメしません!

たたトランス脂肪酸という名前が書いてあれば避けようがあるのですが、食品によっては名前がコロコロ変わるのがこのトランス脂肪酸のお茶目な所

マーガリン、ファストスプレッド、ショートニング、ラクトアイス、植物油脂などなど

日持ちさせるものやサクサクな食感をさせるために用いられるもので、様々な食品なな入っています
なので0にするのは難しいですが、知識として持っていれば減らす事は可能です

長くなりましたが、脂質という栄養素は味方に付ければ心強いですが、敵に回すととてもやっかいだということ
脂質との付き合い方を学ぶ事で未来の体型は理想に近づける事が出来るって事です!

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