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【NARUTO】螺旋丸の修行から新規事業開発の極意を学ぶ

こんにちは、TOKIOです。
今回は新規事業(サービス)開発時に用いられる、MVP(Minimum Viable Product)の解説を行います。


螺旋丸とはなにか

手のひらにチャクラを乱回転ながら球状に圧縮し、その球体を相手にぶつけることで相手に螺旋状の傷を負わせながら高速で吹っ飛ばす技です。

主人公のナルトが使用する必殺技です。

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MVPとはなにか

MVPとは、Minimum Viable Productの頭文字を取った略称で、「必要最小限の価値、もしくはそれを担うプロダクト」と定義できます。

仮にあなたが車を開発しなければならない立場にいたとしましょう。
そうしますと、以下図のように、上部(従来)と下部(MVP)で開発手法の違いを説明できます。


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旧来のプロダクト開発では図の上のようなプロセスを踏むことが一般的でしたが、そうするとステップ4まで開発しないとユーザーが利用できる状態になりません。


螺旋丸を生み出した修行はMVP式

実はNARUTOの劇中に出てくる螺旋丸の修行シーンはMVP式を利用しています。

具体的に解説していきましょう!

まずはナルトが螺旋丸を習得した初期修行過程です。

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ご覧のように、回転するチャクラの塊という概念を崩さずに機能を拡充していっているのが分かります。

さらにナルトはこの螺旋丸に複数の機能を加えて出口戦術を増やしていきました。

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最後は何種類の術があったか分かりませんが、ナルトは螺旋丸をベースに複数の出口となる技を生み出し続けてきました。

この螺旋丸の種類はあらゆる戦場で臨機応変に戦うことを可能にしています。


なぜMVPという概念が生まれたのか

今の世の中は、情報の取得の容易さ、貧富の差の減少等が影響し、
人々は自身がユニークに持つ課題ややりたいことが実現しやすくなっています。

つまり、これまで表立って出てこなかったニーズが顕在化し、多様性に溢れています。

そうした状況でニーズを捉えたサービスを開発するのは困難です。

そこで誕生したのがMVPという概念です。

MVPは開発することだけが目的ではありません。

MVPでユーザーに利用してもらえるかどうかを検証しながら、徐々にサービスを拡充していくことがセットで必要です。

コスト投資を抑えながらユーザーの目線に立脚したMVPは今後のサービス開発には必須です。

海外の先進的なテック企業はどこもこれを実践しています。


MVPを上手く利用して成長している企業:「GoPRO」

一つここで事例を紹介しましょう。

GoPROという企業をご存じでしょうか。

GoPROはもともとプロサーファー向けに「丈夫なカメラ+ストラップ」というパッケージでサービスを提供していました。

そこから一般サーファー向けに高画質カメラや編集アプリなどを追加していき、一般サーファーでもいいシーンが取れるというニーズに応えていったのです。

さらにすごいのが、サーファー以外にも同質のニーズがあることを見出し、ペットオーナーにもサービスを展開していきました。

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まさしくナルトの螺旋丸のようにサービスのコア価値(螺旋丸で言うなればチャクラの回転)をベースに、機能を増やすという出口戦術を行ったのです。


最後に(まとめ)

今回はNARUTOとMVPの概念を組み合わせて解説をしました。

こうやって見るとやっぱりナルトは頭が良いというか、センスがありますね。

現代に生きていれば優秀なビジネスマンになれたことでしょう。

皆さんも是非、MVPを利用して、新規事業にトライしてみましょう。


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