#765 チームづくりがうまくいかない人へ送る、チームづくりのコツとポイント3つ
どうも!バリスタ店長です!
このブログでは
カフェの店長として働く私『バリスタ店長』が、"次世代の若者の良き踏み台になりたい"という想いのもと、自らの経験や失敗から得た気づきや学びをたくさんの人に伝えるためにアウトプットしています。
日々店長としてやっていく中で遭遇するトラブルや難題課題にどう立ち向かっていけばいいのか?というお話をメインに、昨今の業界情報、たまにバリスタらしくコーヒーの話なんかもしています。
というわけで今回は「チームづくりがうまくいかない人へ送る、チームづくりのコツとポイント3つ」というテーマでお話ししていきます。
あなたの目的の設定のスタートは、ポジティブ?ネガティブ?
僕は、『こんなチームが作りたい!』という理想を思い描き、その理想を目指してチームづくりに取り組んでいます。
しかし最近、現場の責任者スタッフと話していた時に感じたことなんですが、『将来こうなりたい!』みたいな理想の状態を思い浮かべてチームづくりをしている人がいないような気がします。
逆に…
『こんなチームにしたくない』が出発点になってチームづくりをやっている人がほとんどなのではないかと。
他の言い回しだと『こんな最悪な状況は回避しなきゃ』とか『このままだと大変な状況になってしまうから何とかしなきゃ』みたいなネガティブ回避のためのチームづくりになっていて、暗いまではいきませんが、明るい雰囲気が感じられません。
#暗いまでいくこともよくある
#みんな真顔
#会議でも指摘ばっかり
チームづくりの(運営)目的がネガティブになってしまうと、設定する目標も自ずと回避目標になってしまいます。
ちなみに、回避目標とは『〇〇をしないようにしよう』という目標で、モチベーションが上がりにくく、失敗した時にネガティブになり自己嫌悪に陥ることがあります。
指導指摘も場当たり的になりがちで、思いつきでフィードバックしている状態に近くなります。その結果フィードバックされている側に筋が通ってなかったり一貫性がないという印象を与えてしまいます。
フィードバックの内容も「こんなやり方を続けていたら、社会に出て大変なことになるよ!」とか「こんな失敗に繋がって、あなたが損をするんだよ!」みたいな言い回しになってしまい、素直に受け止められなくなります。
そんなこんなで結果的に納得してもらえなかったり、わかってもらえなかったして、見てないところでルールを破る人が増えたりすることも。
何よりやってて楽しくないし、なんか辛くなっちゃいます。やってる方もやらされる方も「夢も希望もねえ」です。
なので回避目標を作ってしまうようなネガティブを基点としたいわゆる回避目的の設定はよくないんです。
目的はポジティブに!接近目標を心がけよう!
なので目的はポジティブじゃないといけません。
また、回避目標の反対語として接近目標というものがあります。
なりたくないことややりたくないことを最初にイメージするのではなく、なりたい姿ややりたいことを最初にイメージして目標を設定することが接近目標です。
『〇〇をしよう!』『〇〇になりたい!』という目標の設定の仕方で、ポジティブに目標に取り組めるので、意欲的に物事に取り組めます。その分、失敗に対しても前向きになりますし、そこから得られる学びも多く、達成できる確率が上がります。
目指している目的が決まると、あるべきチームの姿も決まってきますし、やるべきこととやるべきでないこともはっきりします。こういうわかりやすい状況というのはスタッフの行動規範が守られることにつながったり、マニュアルがないところで適切な行動をとるきっかけにもなります。
何より、「あの山をみんなで登ろう」的な雰囲気が生まれて、チームの団結力も上がります。
何かしらフィードバックをする際にも、「こういう姿になる方があなたにとっても絶対にプラスになる!」とか「こういうチームを作るために、頑張ろう!」みたいなポジティブな言葉も出てきやすいです。
冒頭でお話しした『こういうチームを作りたい!』という理念ファーストの目的を作ることが大事なんですね。
上司の側からそういう雰囲気を作ったり、大切さを伝えていかなければいけないなと、反省した今日この頃です。
ではでは、どのようにチーム運営の目的を設定すればいいのか?という話になりますが…抑えておくべきポイントが3つあります。
この3つのポイントを全部抑えることが大事です。(3つ目が1番重要です)
順番に説明していきます。
①他者貢献・社会貢献であること
まずは、世のため人のための目的設定であることが大事です。
「達成したら賞賛されたり褒められる」目的にすることです。
飲食店で例を出すならば…
・近隣住民の憩いの場を作る
・業界の給与の底上げを行い、働く人をもっとハッピーにする
・来ていただいたお客様の思い出に残るサービスを提供する
・地域の子どもたちが集まれる(遊べる)場所にする
・観光のお客様に最高に楽しい思い出を作って帰ってもらう
みたいな感じです。
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