絶望しかなかったあの頃〜適応障害と診断されて2年経過〜
去年も今頃節目で書いていた。
始まりはこちらから↓↓↓
文字にするとあっという間の歳月であるように思えるが、実際のところは長かった気がした。
今だからこそ言える気持ち
振り返るとあの頃は生きているのがとても辛かった。適応障害の原因は9割方は仕事の環境変化が大きいが、それ以外、私生活でも悩んでいた。
恋人もいない、結婚も出来ない自分はなんてダメなんだろう。
常に否定して、自分を受け入れられなかった。自己肯定感、自己愛がゼロ。なのに誰かに認められたい、愛してもらいたい。寂しかった。
自分の年齢的に周りは結婚、出産ラッシュを迎え、なんだか取り残されている自分も悲しくなってしまった。そんな気持ちで溢れていた。
そもそも結婚したい、家庭を作りたいと思ったのもパートナーや子供なら自分を必要としてくれる。絶対的存在。目に見える(戸籍)繋がりにやたら固執していた気がする。
けれども今思えばそんな絶対なんて保証はどこにもない。
人との繋がりは血縁関係なしにだって良好な関係もたくさんある。
最近になってようやくそう思えるようになった。
そんな不安を常に抱え、じわじわと身体を蝕んで発作を起こすようになっていた2年前。パニック発作。
気持ちが落ち着かず、常に何かにすがらないとダメだったあの頃。自分がなかった。常に周りの顔色伺って、嫌われないように、いい人であろうと必死だった。
もうこの先どう生きていいかわからない。お先真っ暗だった。
今の体調&メンタルの変化
薬の飲む頻度も減ってきた。
以前は飲まないと具合悪くなる…とやや依存傾向が強かったが、お守り代わりに持ち歩くことが多くなった。発作も今はほとんど出てない。
体調がシンドいと思っても自分なりの対処法を身につけて、少しずつ実践している。
また改めて書きたいが、呼吸をかなり意識して行っている。
手軽に出来て、0円、自律神経を整える一番の方法な気がした。
仕事も職場環境の調整のおかげもあり、以前のような不安は少ない。
寧ろ物足りない。今の場所ではなく、新しい場所でやりたいと思う自分がいる。これはすごい変化だと思う。
ずっと止まっていた時が動き始めている。
そんな感覚ではあった。
そしてプライベートでは活動量が増えた。
去年までは外出がとにかく怖くて、必要以上に出かけられなかった。病気になる前はしょっちゅうあちこちに出かけられた自分が嘘みたいだ。
いわゆるコ・・ではなく、外出先で具合悪くなったらどうしよう。迷惑かけたら辛い。
今はジムに通うようになり、体力もついたのか、外出も少しずつ出来るようになった。
3年振りの北海道にも😊
これは本当に嬉しかった。
休職してからは大好きだった遠出も一切出来ず、復職後も恐怖心が強く、気持ちばかり焦っていた。もどかしかった。
未だに人様の休職中の記事を読むことがあるが、遠くに外出、旅出来る方が羨ましいと感じた。
出来ること、出来ないことは人それぞれ。
比べられるものでない。
そして今年になってから自分がHSP気質と判明した。
とは言え病気でもなく、病院で診断されるものでもないので、非常に難しい部分ではある。
だが、ずっと生きづらさを感じていた自分にはストンと落ちてきて、なんだかホッとしたのを覚えている。
そういう人達の集まりにも時々参加するようになり、こんな風に考えすぎてしまうのは自分だけじゃないんだと知れてそれが安心に繋がっていると思う。自分をより深く見つめることが出来た。
これからのこと(願望)
職場は出来れば変わりたい。変えたい。
相手を思うのももちろん大事だが、まずは自分の気持ちを大事に。自分なりに人に伝えていけるようになりたい。
猫を飼いたい🐈🐈🐈
これはもうずっと願っていたこと。
もっぱら猫動画ばかり観ている日々。本物に触れたい。
私はやっぱり猫が好きなんだ。
その為には引越しやら保護猫探しや
猫貯金🐈⬛
やることはたくさん。
自分の好きを大事にして、ほんの少しずつでも自分を認められていきたい。
今を、これからを生きる。
大丈夫、人生捨てたもんじゃないよ。
休職を経て感じたこと↓↓↓
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