HSP気質と気づいてからの、私なりの向き合い方
昔……10代から人の輪に馴染めなかった。
なんとなく自分が他人とは違う、異物感的な感覚が強かった。
常に周りの機嫌を伺って合わせていた。
他人の評価ばかり気にしていた。
嫌われるのが怖かった。
「気にしすぎだよ」と言われてばかり。
しまいには本音を言う、私の場合は自分の名前を言うだけで涙が出てしまう。これは自分でもびっくりした。
その時、楽しいことしても終わったらグッタリ。
燃え尽き感なのかもしれないが、疲労感が結構長引く。
とにかく生きづらかった。
どうしてこうなんだろう、単なる自己肯定感が低いだけなんだろうと思っていた。
この数年で適応障害とパニック発作を経験し、休職をしてから自分を改めて見つめる機会が増えた。(ほぼ寛解状態である)
HSP気質かもしれない。
試しに診断をやったら「中」だった。もっというと内向型。
率直な思いは、ようやく自分の違和感、正体の理由が分かってホッとした。
今までの自分の特徴をざっくりまとめると
他人(感情)を必要以上に意識してしまう。
距離をすぐに縮めたがる(距離感が掴めない)
0か100思考
刺激は欲しいが、常にはいらない。適度に欲しい。
他人とは少し関わりたいが、ずっと一緒にはいられない(一日とか無理、数時間程度)
グループ(4人以上)は苦手。基本1対1がいい。
ひとり時間は常に欲しい。
人の話し声がやや苦手。
混む電車(自分のスペースがない、もしくは前に立たれると本当にしんどい)や人混みは体調にも影響。
感受性は良くも悪くも強い。
そこから自分が意識していること。
・意識して休む(疲れる前に休む)
・電車は空いている時間、車両を選ぶ。(早めに出る、可能であれば座席指定など)
・デジタルデドックス(グレースケールや、見ない時間を決める)
・予定を詰めすぎない(早めに帰る)
・遊びなどもきちんと時間を決める(二次会的なものは本当に行きたいとき以外は断る。流されない)
・いい人(都合の良い人)にならない。
(あくまでも自分がやりたいことをやる。ご機嫌取りはしない)
・相手に過度に期待しない(見返りを求めない)と決める。
・誰かに嫌われても自分の価値は変わらないことを自覚(他人はさほど見てないし、そこまで気にしてない)
・自分との約束はきちんと守る。
・感情を紙に書く&一日一褒め。
まとめると
無理をしないに尽きる。
当たり前だと思うがなかなか出来ないのが現状。
自分の声に常に耳を傾けて、自分が心地良いと思えることをする。自分軸。
1年近く、これを意識してみたらだいぶ楽になった。
HSPは病気ではないし、あくまで気質。
他人にどうしてとかは言えない。
もちろん親しい人には話す必要があるかもしれないが。
今後自分がどう向き合うかで、これからもっと生きやすくなっていくのだろう。
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