復職1年経過前に人事担当の元へ行った話
前からずっと行こう行こうと思っていた。
もうすぐ復職して1年。
復職が続いたのは間違いなく部署異動が大きい。
人事担当の人はそれが仕事だから私が特段気にする必要はない。
だが、一度お礼を言いたかったのと、
体調について伝えたかった。
が、なんの偶然だろうか。
私が人事担当の元に向かう前日にやってきた。
とにかく言いたいことを一方的に言って数分で帰っていったが、気になることがあった。
異動の可能性もある
正確には行く部署が増やされるかもしれない。
現在、2箇所の部署を交代で行っている。
内容はほぼ同じで、人間関係も良好。
正直このままが良かった。
体調に関しては悪化はしてなく、
穏やかに過ごせる日々。
だが、完全に完治…寛解はしていない。
ひょっとしなくても人事担当は私が完全に復活してると思っているのかもしれない。
もやもや、不安が脳裏をよぎった。
行く部署が増えるのは困る。
復職はゴールではなく、スタートである。
復職したからって100%元通りにはいかない。
1年かかって、電車も以前程怖くなく、発作も起きずになったくらいだ。
時間をかけて治していくもの。
適応障害は再発率もけして低くない。
とにかくそれを伝えたく、翌日、予定通りに人事担当の元に向かった。
まさかの連日話すとは思わず、向こうもびっくりしていたが、私は自分のことを話した。
色々と言われもしたが、理解はしてくれて、悪いようにはしないと約束してくれた。
帰り道、安堵に泣きそうになった。
そして思う。
シンドイならシンドイって言わないと周りには伝わらない。自己主張は大事。
体調の悪さなどは自分にしか分からないから。
自分を守るためにも。相手のためにも。
これでまた私、無事働けそう。
だって、働きたいんだから。
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