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詩歌

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詩、都々逸、短歌など。 意味のない呟き含む。
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記事一覧

別人のようなあなたが香らせる寂しさ=コーヒー

くるくるくるくる明くる朝
寝ても覚めても朝になる 朝になる
あさりの味噌汁飲んで また始まる いつもの朝
眠れやしない 眠れやしないままで あさひが あさひが
やってきた

人混みを煩わしいと思いつつ
どこかで揺れる心の風船

恋という呪いが解けて あなたは去っていく

火照った体を冷ます脱衣場の季節が近付いている

歌うというより 叫んでいるボックス内

詩「はにいちゅろす」

 はにいちゅろす はにいちゅろす
 なんだか かわいい おなまえね

 おかしのなまえ らしい のだけど
 あたしは いちども 
 たべたこと みたこと ぜんぜん ないの

 はにいちゅろす はにいちゅろす  
 めいどさん みたいな えぷろんを きて
 ねずみさん たちが もってきてくれるのよ

 しろい おさらに のった はにいちゅろす
 きんいろの とろとろとした はちみつ かけて 
 おく

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許さない
あなたの熱を
上げるのは
私一人で
充分でしょう

詩(タイトル未定/やり場のない感情についての詩?)

 私の身体は アイアンメイデン
 胃の辺りにいる ちいさな私が
 さんかくずわり

 もやもや いらいら しくしく だらだら

 お腹の真ん中 奥深く
 おもたくなったり ちくちく したり
 
 ときたま すかすか あばらのゆりかご で
 雨を 浴びてる
 すきま風 浴びてる
 何にもなくて 凍えてる

 私の身体は アイアンメイデン

 やり場のない感情が 自分を刺してく

詩『語り書け衝動』

 手がかるい 手がかるい 手がかるい
 かるい かるい

 今日は 口が よく動く

 指がすべる 指がすべる 指がすべる 
 指がすべる 指がすべる

 つるつる とした 画面の上を
 アルファベット 整列した 盤面の上を

 今日は なんだか 手がかるい 
 舌もまわる まわる まわる

 だけど けどけど

 頭 まわらない 中身はない

 中身はないもの 書いてる 話してる

 からっぽ 

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我が家にて
つらいつらいと
ないている
今年の我は
つくつくぼうし

ぱたりと止んだ
毎日のやりとりないのなら
不安が我に 添い寝する

知ってるよ
液晶越しの
彼女とは
デートするくせ
リアルは やなの

立ったまま
既読ついたの
見ていても
僕の傘から
落ちる雨粒