ホームスクーラーが勉強を詰め込まない理由
この記事では、2023年4月に娘は新一年生になり娘にあった教育スタイルを選ぶために「ホームスクール」という新しい挑戦に取り組み、自宅での学習を計画し実行しています。
その内容についてご紹介しています。
わたしが先日、ミチコフさんとホームスクールのやり方について話をしていました。
https://note.com/1021010/n/nbcba13d9b7e5
その時、ミチコフさんから「もっと詰め込みたくなりそう」という言葉を聞いて、
どうして我が家では詰め込まずに一日を過ごしているか?について再考したので、ご紹介します。
詰め込まない理由は?
一番目の理由は、座学について小学校1年生では
1時間ほど集中するのが限界というのが大きな理由です。
また、椅子に座って学習するのは脳の働きを鈍らせてしまいます。そのため、体を動かして身体感覚と共に脳を動かすようにしています。
二つ目は、日常の生活の中から、親があれこれ用意するのではなく、自分の興味があることを自分で見つけてもらうためです。
勉強をやらされている、勉強しているという感覚をできる限りなくすことで、より自分の興味関心を持ち、探求心を損なわないためです。
また、わたしがホームスクールの教科書にしている本も参考にしています。この本の中にも書かれていたのと、アメリカのホームスクーラーママさんにも相談したら、同じような回答が帰ってきました。
親があれこれ監視、指示しないこと
ホームスクールを始めた4月5月は、学校のように、時間を決めて、時間割を作り、こなしていましたが、ほとんどうまくいきませんでした。
それよりも、本人の好きなことを自由にさせて、そこから新しいことに出会う喜びを感じる「機会」を作ることが重要です。
そのため、本人が希望することをなるべく親も応援することにしています。
全て叶えることはできませんが、「○〇がしたい」「○〇に行きたい」などと言われたらそれを実行するようにしています。
学習時間と学習内容との兼ね合い
しかし、こういったことに対して、
そんなに短い時間で学習できるのか?
もっと長い時間、あれこれタスクをこなすように学習した方がよいのではないか?
小学校に通っている子供たちに比べて、学習量や時間が少なくて、甘えているのでは?
という指摘もあるかもしれません。
しかし、学習の質というのは人それぞれです。
時間が長く、あれこれ多岐にわたる学習をすれば、学力がつくわけではありません。
これは自分の経験上体験しています。
それよりは、自由に自分の興味のある分野を積極的に学び、それらに時間をかけることが重要だと感じています。
まずは、その学習へのきっかけをつくる、出会いや機会を広げるためにも積極的に様々な体験をし、そこから学習意欲の芽を育てていってほしいです。
親があれこれ勉強させなくてはというのは、親の希望です。そうではなく、子供を信じて、本人のやりたいことを応援すること、環境を整えることが重要です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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