会議が苦手で透明人間になりたかった話
いなくなりたい、穴があったら入りたい、居心地が悪い。
私にとって、会議とはそういう時間だった。
初めて転職した会社では、プロジェクトのために、外部からそれぞれの分野の専門家を呼んで、チームを作る。そして、定期的に会議を開き、意見を出し合いながら方向性を決める。この時間が、きつかった。
転職して間もない頃、とにかく、話の内容がサッパリ入ってこない。出てくる固有名詞を聞こえたとおりに書き留めて、あとでこっそりググるの繰り返し。ついていくのも精一杯なのに、その場の流れを止めて