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2021年ふりかえり

2021年12月31日

今年は、全く年末感のないな~と思いながら、いつもの日曜日のような感覚で過ごしています。

ともあれ、今日で今年も終わるのかと思い、一旦一区切りとしてふりかえっていこうかなと、思います。

■ 本業(とさ自由学校での仕事):業務的なところ

今年もまさに激動で、2月に教務主任、中学校設立準備室室長となり、一気に仕事の質と量が一変しました。

特に、引継ぎしながらクラスも持ちながらやっていた2月・3月の当たりは寝るにも寝れず、仕事に追われていた記憶があります。ただ、自分としては、ワクワク感、これまで立ち上げからやっていたこともあり、この立場になったからこそできることを考えながら自分なりに形にしようと取り組みました。

基本的には、学校に必要なことの全てに関わる形での仕事を行い、授業関係の管理やアドバイス等、行事・スケジュール管理、採用、広報入試、研修、施設管理、補助金関係、バス運行管理、その他渉外など多岐にわたる業務を行いました。

様々な案件を、どう優先順位をつけていくかは常に判断の迷うところもあり、うまくいったりいかなかったり。中でも個人的には、授業に関する部分や研修に関する部分でやりきれなかった部分もあり、再確認しながら進みたいです。

「7つの習慣」にもあるように、「緊急ではないけど、大事なこと」にしっかり継続的にリソースやパワーをさけるようにデザインしていきたいなと思います。

年度当初には、年間の業務フローをイメージしながら進めていく形で、よりよい学校づくりを目指してきたわけですが、なかなか思い通りにならないことばかりで、特に11月~12月はいろいろな課題を残す形となり、忙しさに本来大切にしたいことを、大切にしきれなかったなという気持ちも大きいです。しっかり見直しながら、来年進みたいなと思います。

■ 本業(とさ自由学校での仕事):個人的なところ

後述するのですが、組織開発に関わるSEL研修に参加したことで、大学から研究していた組織開発について再度関心が高まり、「内にあることを、言葉にしていく」ことの実践を、自組織で始めています。そして、自分自身も、出勤前、できるだけ余白をつくり、5分間のマインドフルネス(静かな時間)をつくるようにしています。

また、管理職としての態度や考え方も身につけていきたいなと感じる場面も多くありました。世の中のマネージャーさんにたくさん教わりたい。

これまで場を作る上でのファシリテーションはやってはきているけど、組織をつくる、とか、新人や部下にあたる人たちを育成していく「人材育成」はやはり別物で、似てはいるけど、違うスキルとしてもっと鍛えたいなと感じました。

とまあ、いろいろとりあえず、やってきたけど課題だらけで、伸びしろしかない。笑

■ 個人での仕事や活動
難波ファシリテーション事務所

格段にこちらの仕事は減りました。年始めのご縁で、高知県社会福祉協議会さんのお仕事をさせていただき、また来年入ってすぐ研修のお仕事をいただいています。ただ、学校の中での仕事ばかりでなく、外でこうした場を持てることは非常にありがたいです。ありがとうございます。

新しいご縁で、鏡川流域関係人口創出の講座のお手伝いもスタートしてきました。ファシリテーションを通じて貢献できればと思います。

・プロジェクト型学習勉強会

PBL(Project Based Learning)に関する勉強会を去年からスタートして、今年で、1月、3月、5月、6月、7月、12月で計5回実施しました。相方のふじぽんこと、藤澤先生と共に毎回楽しい学びの場になっています。
全国の様々な先生たちが集まってくださり、多様な視点や実践が共有されてきていて、高知にいる自分からするととてもありがたい場になっています。

PBLに関連することであれば、どんなテーマでも扱ってますので、ぜひお気軽にご参加ください。2か月に1回程度で来年も続けていければと思います。

・様々な講座に参加

今年は、かなりインプットも多い1年となりました。「一般社団法人こたえのない学校」のSchools for Excellence(S4E)、カリキュラム工作室という講座に参加して、組織変革やNVC,SELについて学んだり、探究学習を進めるための探究的カリキュラムの開発について学んだりしました。(カリキュラム工作室は現在も進行中) 

S4Eの学びはまた再度noteにまとめるつもりだけど、「組織を変える」のではなく、自分に気付き、それで周りが変わり、気づいたら組織が変わっていく、という力の動きでの組織変革について学んだと思っています。だからこそ、まず、自分を知る、Self-Awarenessを高めるためにマインドフルネスやNVCを実践していこうと個人的には感じています。そして、そのエッセンスを周囲にも少しずつ伝えたり、そういった行為を通じて関わっていけたらと思っています。

カリキュラム開発については、これから先にも、今現在の自分にとっても必要な学びをさせていただいて、毎回、とても勉強になっています。知的探究が止まりません。笑

インプット過多な感じではあるので、しっかり来年、カタチに繋げていけたらたらいいな。

■ プライベート

今年から妻も仕事復帰で、「ザ・共働き世帯」。子どもも、2歳と4歳になり、気づけば大きくなった。時間に追われながらも、仕事と、子育てのなんとか1日1日を妻と、時に親戚の力など借りながら乗り越えていく日々でした。1週間があっという間に過ぎ去っていく感じ。

衝突も多くありましたが、年の瀬の今、とてもこの1年で家族のつながりやお互いへの信頼も増した気がします。しのちゃん、いっちゃん、ごうちゃん、ありがとう。

仕事がいくら大変でも、帰ったら家族がいること。それもそれで大変な面もあるけど、とっても大きな支えになっているんだなと痛感します。勉強する時間どうつくるか大変だけど。笑


■ まとめ

全然まとまりませんが、とりあえず、がむしゃらに生きてきたなと。仕事としては、しっかり目に見えにくい教育という分野だけど、あえてしっかりと目に見える「成果」(変化)を観察して積み上げて、繋げていくこと。インプットを常にしながらも、アウトプットにしっかり生かしていくこと、発信していくこと。

個人としては、ずっとの関心事である、マイノリティ支援や貧困に対する活動や取り組みをやっていきたい。どんな形になるかわからないけど。「ファシリテーション」や「場づくり」の視点や方面からできることを探りたい。

プライベート的には、より家族との時間を大事にしながら日々1日1日を大切にしたいな。



それでは、よいお年を!今年も、難波佳希をありがとうございました。


2021年12月31日

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