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もうすぐ還暦 思い切りたいこと でも怖い でも今しかないやろ いや どっちやねん

と、心に浮かんだままタイトルを書く。


もうすぐ還暦の誕生日。(といっても、まだ1か月半はあるか。)

今年の誕生日は、物品のプレゼントはお断りをし、美味しいものを食べに行くというのも辞退して、一日なんにもしない券を希望するつもり。

その日の家事仕事は、すべて夫がする。

掃除 洗濯 食事作り 庭の手入れ 買い物 その他もろもろ。

わたしは、何も考えなくてよい一日。

それを希望する。


と、書いてしまうと、いかにも昭和世代の夫婦感満載で、
家事仕事ができない夫に、ちょっとはその苦労をわかってもらおうとかいう
安っぽいねらいが見え隠れ。

まあ、それがないわけではないけど、
もう今更・・・ね。

だったらなんやと言うと、
一番の希望は、
「わたしに何も聞くな!」
ってこと。

わからんことがあっても、
わたしの希望を聞かなあかんようなことがあっても、
「いっさい聞くな!」ってこと。

自分で判断しろってこと。

旅行中でもなく
お出かけ中でもなく
家にいながら、家のことから気持ちを切り離すことができる
そんな時間が欲しいのだ。

家にいながら

これがポイント。

私の時間を、私のためだけに使う。

はたして、そんなことは可能なんやろうか。


これって、もっと若い年代の人々には、まったく普通のことなんやろうか。


わたしには、なかなか難しい。

ついつい、いろいろと気になってしまう。

夫も一緒に好きなように過ごしてるってのは、これまでにもあるけれど、
わたしだけが、好きなようにしてるってのは、ほんとなかったなあ。

えっ?
もしかして、パワハラ?
モラハラ?
セクハラ?


かといって、こんな現状にいたってしまったのは、昭和おやじどっぷりの夫だけが悪いわけではない。

その責任の一端が自分にもあるってことに、打ちのめされることが、この頃よくあるんやなあ。




そんな私が、今、思い切りたいことが二つある。

ひとつは、引っ越し。

慣れ親しんだ今の家がいやなわけじゃない。

でも、すっごく思い切ったことをしてみたいのである。

先立つものも何にもないけど、でもやってみたい。

妄想に終わるかもしれんけど、でも、引っ越し先の条件を、どんどん書き出してしまう。

家にいることが、なんだか楽しい

そんな家に、一度は住んでみたい。


もう一つは、仕事である。

治療を機に退職し、今は、週に二日のお手伝い程度の勤務状況。

それはそれで、やりがいもあるし、笑えることもたくさんあるし、
悪いわけじゃない。

でも、一度でいいから、
誰かに雇われるのではなく、自分で起業してみたい。

起業なんていうと、ちょっと大げさか。

ただ、自分で自分を売り込んで、契約して、仕事をする。

そういう働き方を、やってみたい。


二つとも、とてもできそうに思えないけど、

でも、あきらめられない。

還暦を迎えようとしている今。
さらに、その思いを強くしている。




さあて。

そろそろ、一日なんにもしない券を発行してこようかなあ。

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