人生いろいろ～想定できる転機

人生にはいくつかの転機あります。
人生の分岐点、ターニングポイントとも言える転機は、あらかじめ想定できるものと、想定外の出来事と、大きく2つに分けられます。
 
想定できる転機の例を挙げると、以下のようなものがあります。
・就職
・転職
・結婚
・出産
・住宅購入
・起業
・定年退職
 
これらはライフイベントとも呼ばれるもので、あらかじめこの時期にこんなことがあるだろうと予測を立てて、数年前から準備を始めることが多いものです。
就職するために就職活動を始めたり、住宅購入に備えてお金を貯めたりするのはそのためです。
 
一方で、結婚や出産などはあらかじめ想定していても出会いやタイミングがあってのことです。
最近では「婚活」や「妊活」といった言葉が普及していますが、本人の意思や努力だけでなんとかなるものではありません。
そのため、一目会った瞬間に恋に落ちることや、心の準備ができる前に赤ちゃんを授かる人もいれば、そうしたタイミングが結局やってこないこともあります。

定年退職もあらかじめ予測ができます。
定年年齢は多くの場合、勤務先で決められているので、望むと望まないとにかかわらず予測可能です。
定年後も再雇用で働くのか、別の会社に転職するのか、自分で独立・起業をするのか、仕事から離れてリタイア生活を送るのか、早めに考え始めて準備をすれば、さまざまな進路が選べるでしょう。

人間万事塞翁が馬。何がいいか悪いかはわからない。

このように、人生には実にさまざまな転機があります。
本人にとってうれしい転機、うれしくない転機いろいろありますが、転機は暮らしに変化を伴うことから、待ち望んだ転機であってもうれしい半面ストレスも伴います。

また、マイナスに見える転機であっても、「人間万事塞翁が馬」という言葉がある通り、あとから振り返ってみるとその人にとっては大切な転機となる場合もあります。