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お金の不安がある人、お金の不安がない人

たくさんの人から、お金のご相談を受けます。
お金の不安がある人と、お金の不安がない人にはどんな違いがあるのでしょうか。

お金の不安がある人

(1)  お金への執着が強い人
人の価値をお金や社会的地位で測る傾向がある人は、自分がお金を失うこと、その地位から落ちることへの恐怖が大きくなります。多くの場合、貯金がいくら増えても満足はしません。むしろ、貯めたお金を失う不安が大きくなります。
 
(2)自分の生活費がわからない人
あればあるだけ使ってしまう人、自分のお金を把握していない人は、老後にかかる生活が具体的にイメージできません。収入が多いのにまるで貯められない人は、収入が減ったときに暮らしていけるイメージがしにくいため、収入が減る不安も大きくなります。
 
(3)  収入がなくなる人
定年退職への恐怖の大きな理由が、これまで当たり前だった給与という安定収入がなくなることがあります。収入の泉がピタッと枯れるのは怖いもの。アルバイトでも個人年金でも投資による収入でも、何かしらの形で少しでもお金の入りが続くイメージがあるだけで不安は和らぎます。
 

お金の不安がない人


(1)  助け合える人がいる人
普段から損得関係なく人を助けてあげる人、助け合える仲間がいる人は、普段から自分がお金を介さず人を助けている分、お金を介さなくても助けてもらえるイメージが自然とわきます。
 
(2)  家事力・家計管理力がある人
家事を楽しむスキルがある人は、生活費を抑えつつ彩りある暮らしをしやすくなります。家事力がある人は、退職して収入が減っても、増えた時間で料理をして外食を減らす、家庭菜園を趣味にするなどして、楽しみながら支出をコントロールしやすいでしょう。
 
(3)  ライフプランがある人
暮らしの変化も見越したライフプランができている人は、長期的な見通しがあるため変化も難なくこなしやすくなります。自分の時間、自分のお金をどう活用するか、長期視点でイメージして、準備しておきましょう。


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