大丈夫

何もすることなく、ただ天井を眺めて今日を終わらせてしまった君へ。もう今更怒ったり、情けなくなったりすることは諦めたよ。君は何回も今日のようなことを繰り返しているし、そもそも怒られて改善するタイプじゃないことも僕が何よりもわかっている。どちらかというと褒められて伸びるタイプだろ、君は笑
気持ちはわかる。不安を目の前に感じた時に何も出来なくなってしまうこと。何から手をつければいいのかわからず、例え何かをやったとしてもいまいち身が入らない。今日に関しては楽しみの自炊すら食べたいものが決まらずにモヤモヤとパッとしない献立だったものね、これは相当参っているようじゃないか。
でも、もう君も気づいているんだろう、こんな不安に意味はないってことも
人生はなんやかんや上手い具合に運ばれるってことも
それでも君がこうしてしょっちゅう不安を感じて眠ることも働くこともできなくなるのは君がこの人生にまだ希望を感じているからなんじゃないか？自分が何かを成し遂げられると信じているからなんじゃないのか？
だったら、それを信じてみましょうよ。信じて少し頑張ってみましょうよ。
僕は「頑張る」という言葉が心底嫌いなのだけど（「頑張れ」なんて最低の言葉だと思っている）「頑張る」の語源を知っているかい？もともとは江戸から明治時代の「眼を張る」つまり見張るという言葉が漢字が変わり、意味が変わって現代に受け継がれていったらしい。つまるところ実態のないただの音に過ぎないんだよ、「頑張る」なんて言葉は。
馬鹿馬鹿しくなってきただろ？だから僕は「頑張る」に代わる別の言葉を用意した。

大丈夫

大丈夫だから、焦らずに自分のペースでいいから、自分の思う正しいことを真面目に愚直に続けて欲しい。今日はもう寝なさい。明日は早いんだろう？