アピール、レクサスじいさん、形骸（2023/08/26）

　何だか疲れているようで、今朝は起きるのが随分億劫だった。

　今週手をつけられなかった会社のサイト更新を午後からやって、社内に向けて「休みの日にも頑張ってる俺」アピールも兼ねて更新案内メールを送っておいた。

　夕方になって、図書館で借りていた内田百閒全集第5巻の期限が今日までだったのを思い出したから急いで行った。返すだけなら時間外ポストがあるが、読み終えてないから延長したいのである。
　途中で横道からレクサスに乗ったじいさんが変な角度で割り込んできて、案の定曲がりきれずに切り返しを始めたものだから随分じりじりしたが、何とか閉館5分前に間に合った。

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　大学時代の日記の転記作業は、先輩のバンドに加入して念願の音楽活動をようやく始動させる辺りに差し掛かっている。書いている内容が前向きになったおかげで痛々しさは幾分減ったが、基本的に痛めなのは変わらない。これでは女子にモテなかったのも仕方がないだろうと思う。
　子供の時分に国語の授業で「日記を書くのはいいことだ」みたいに教わったが、せっかく書いたって読み返してフィードバックをしないのならあんまり意味はない。これは読書にも同じことが云える。
　授業が片手落ちだったのだか、自分が肝心なところを聞き漏らしていたのだか、甚だ判然としないけれど、今となってはもうどちらでもいい。