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9月30日まで毎日更新#20 なんで本を作ろうと思ったのか。

西武新宿線武蔵関から徒歩7分ほどの場所にあるブックカフェ「100BOOKCAFE」店主のワタナベです。

ただいま絶賛クラファン挑戦中です!その期限が9月末までなのでそれまで毎日noteを更新します。

今回は「なんで本を作ろうと思ったのか」っていう事を書きます。

まず、この記事はクラファンの宣伝の為に更新してますって書いてますが、そのクラファンっていうのは「この夏1人旅する学生の本を作りたい!!
」っていうプロジェクトです。

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もともとは当店の宣伝の為に全国各地に当店のショップカードを配って宣伝してくれる学生を募集してて、その企画に参加してくれた学生に本を書いて貰うっていう流れです。

そんなわけでいくつか前段階があっての今回のプロジェクトなんですね。まぁ、そもそも東京のマイナーな駅にある店の宣伝の為に全国に行ってくれっていうPR自体意味不明だと思いますが、そこは一旦スルーして下さい。店主がアホなんです。

今回の記事は「なんで本を作ろうと思ったのか」なので、そこについて書きます。一応プロジェクトページに書いてまして、その文言がこちらです。

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せっかくなら本にして残したい。

コロナ禍という事もあって気軽に旅に行くのも難しいご時世です。ですが、学生の内にする旅というのはその後の人生に大きく影響する可能性があります。ましてやこんな状況の日本を旅する機会は今後無いかもしれない。お店の宣伝をして下さいという名目でお願いしてはいますが、どうせなら楽しんで欲しいですし、コロナ禍の日本というのを肌で感じて来て欲しい。旅の中で見て触れた事を本という形にして多くの人に届けられたらという想いで今回のプロジェクトを立ち上げました。

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勿論これも本心ですがプロジェクトページにあんまり色々書き過ぎても読み辛くなると思ったので出来るだけ簡潔にまとめた文章になってます。

他にも理由があるのでそれを書きます。

1・作れると思ったから

これは結構大きいです。自分はブックカフェを作りましたが本は作った事無いですし、出版社で働いた事も無いです。

因みに何でブックカフェを作れたかと言うと、以前勤めてた飲食店の社長は新しい店舗を作る時に自分で改装工事をやるような人で、その様子を見てたら「これ自分でも作れるな」って思ってしまったからです。お店を作るっていう事に対してのハードルが一気に下がりました。

で、じゃあ何で本を作れると思ったかと言うと去年ZINEっていうカルチャーを知ったのと、当店に絵を描いて頂いてショップカードのデザインもしてくれためるさんの存在です。

まずZINEは個人で作る雑誌の事で1930年頃からあるカルチャーらしいです。最初SNSでZINEっていう言葉を見かけた時はBASEとかSUZURIみたいな個人で何かを出品出来るECサイトの本に特化したやつかな?って思いました。

ZINEの定義はかなり広いっぽくて、個人制作で出版社を通してない本なら何でもZINEなのかな?っていう認識です。この間、渋谷ヒカリエでZINEのイベントがあったんですが、1枚の紙がくしゃくしゃにされた状態で置いてて10円で売ってました。それを見た時にZINEって何でもありかって価値観がアップデートされた気がします。その時は紙の創作物なら全部ZINEなのかな?って思いましたけど、今ならデジタルZINEとかもありそうですね。

と、ZINEの話しはこれぐらいで、要はZINEっていうカルチャーは昔からあって、個人で本を作る方法がある事を知ったっていうのが一つ。

そしてめるさん。めるさんとは去年知り合ったんですが、その時に本のデザインで使うInDesignっていうソフトも使えますっていう事も聞いてました。ポートフォリオも見せて貰って素人目にはプロと何が違うのか分からないぐらいクオリティが高かったです。めるさんは知り合った当初は就活中で、今は就職してデザインとかその他色々任されてるようです。

そんなわけで、学生さんには文章や写真を用意して貰って、それをめるさんが本の形にデザインして、あとは印刷所にデータを送れば本は作れる!!ってなったわけです。

2・面白そう

作れるって思ったものを全部作るわけではなくて、根底の原動力は面白そうとか楽しそうっていう気持ちです。例えば、本を作れるって思ったのはZINEを知った時には思ったわけです。もし自分が本を作るとしたらどういう本を作ろう? 的な事は一瞬考えました。カフェの作り方とか、低予算でお店を作る方法とか、自伝的なやつとか。どれもどう考えても面白くないなって事で一切アクション取らなかったです。

そして今回、旅しながらショップカードを配ってくれる学生を募集した時に「この学生に本を書いて貰ったら面白そう」って思ったわけです。最初は旅に行ってもらう学生は1名の予定だったんですけど、何だかんだと7名になって、その内の5名に本を書いてもらう事になって、それなら結構ちゃんとした本の形になりそうかなって思いました。

他にも面白そうっていう所は結構あって、本っていう物理的な形に残す事で色んな縁を生み出す可能性があるなと。具体的にどういう事が起こるかは分からないですが予期せぬ縁が生まれそうで面白そうです。こういう事が起こるのでは? みたいな事を妄想してます。

あと、シンプルに何かを作るのが面白いですね。今回は自分(クライアント兼ディレクション?)とめるさん(デザイナー)と学生5名(著者)の7人で基本は作っていくわけですが、何も縛りが無くて自分(クライアント)としては面白ければ良しっていう方針で進めていくつもりです。

この面白ければ良しっていうのは結構難しいですが、作り手が楽しく作れて、尚且つ読んだ人も楽しく読めるのが最高だなと思ってます。コンセプトとしては「読んだ人が旅に行きたくなる本」っていうのがありますが、まぁ、好きに書いてって本音では思ってます。

っていうのも、書き手が楽しく好きに今回の旅の事を書けば、それが本に反映されて読み手にも楽しそうっ伝わって旅に行きたくなるでしょうっていうロジック。暴論ですかね?

因みに今回、5名の学生それぞれに16ページ好きに書いてって伝えてるんですが、美大生の人は漫画も差し込む予定だったり、カレーの旅に行った人はカレーのレシピとか載せるのも良いですか?って聞いてきたり。最終的にどうなるか分からないですが個性的な旅本になる事は間違いなさそうです。

本のタイトルは「旅」で、この旅っていう文字は5名の学生の中に書道をされてた人が居て、その方に書いてもらう予定です。

あと1週間!!

そんなわけで本を作るクラファンをやってますが、期限があと1週間です!!
きっと面白い本になるので是非とも応援お願いします!!

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