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売りたい≠買いたい

TSUTAYAさんで、ノートを買いました。

ふとレジを見ると、3人の店員に対してお客さんはひとりだけでした。

セルフレジには4〜5人が並んでいます(僕も含めて)。

早く会計したいなら、店員さんにお願いしたほうが早いのに…

僕はセルフレジの良さとは、なにより『効率』だと思っていました。

人間より早く、ミスなく処理することができること、と。

でもこの場面を見たとき、それだけではない、と感じました。

僕だって早く会計したいのに、明らかに混んでるセルフレジに並び、店員さんに頼まなかったのです。

なぜセルフレジがいいのか。

逆になぜひとはイヤなのか。

それは、ムラがあるから。
めんどくさいから。

ひとは、感じいいひと、感じわるいひとがいます。

お金を払うこちらがイヤな思いをして、お金を払うことがあります。

コンビニやスーパーでも。

セルフレジは、こちらの感情を良くもしないけれど、害しもしません。

いつも、誰にもおなじです。

たったそれだけのこと。

でも、たったそれだけのことが、お金を使うときにどれほど大きなことか。

モノを売ったら終わり、ではなくて、お金を払っていただき、ありがとうございました!というまででワンセットです。

以前も書きましたが、レジこそすべて、です。

最後に気持ちよくお金を払っていただかなければ、それまでのサービスは台無しになりかねないのです。

先日、新宿の大きなデパートに財布を見に行きました。

こんな時期であまりひともいなくて、売り場は空いていました。

ワクワクしながら革製品を取ってながめていると、店員がさっと近づいてきて、

どのような品をお探しですか?
色違いもございます、この商品はですね…

と売るのに必死です。

うーん…迷惑だなぁ、と感じました。

まだ来店したばかり、どんな財布があるかひと通り見てみたいのに。

きっとデパートは不況で、上部から積極的な販売促進をするよう、いつも以上の指示が出ているのでしょう。

いまモノの売り買いの場で、従来の接客するひとの『なにか』がはっきりわずらわしいものになってきている気がします。

それは、大きく言うと、コミュニケーション、ではないかと考えます。

よろこばれるコミュニケーションはなにか、
迷惑がられているコミュニケーションはなにか、

ひとりひとりの売り手が真剣にさがしていかなければならないのかもしれません。

そして、まだまだモノを売る技術は、日本では途上であり、それはすごく未来が明るいと思うのです。

ちなみに僕はCDを路上で売っているころ、売るための禁句がありました、それは

『CDどうですか?』

とオススメしないことです。

売りたければ、売るな、ですね。

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