【気になる商品】明治、おなかの調子が気になる人向けのマーガリンを発売

　食品大手の明治は一般的な家庭用ソフトマーガリンと比べて脂肪分を抑えたマーガリン「明治オフスタイル」と「明治オフスタイルべに花」を機能性表示食品としてリニューアルし、9月1日に発売する。消費者の健康意識が高まる中で、同商品を投入することで、ブランド力と売り上げアップを図る考えだ。両商品ともに１４０㌘入りで、価格は２６４円（税込）。

　「明治オフスタイル」と「明治オフスタイルべに花」

 「明治オフスタイル」と「明治オフスタイルべに花」は水溶性食物繊維である「イヌリン」を配合。イヌリンはサトウキビやゴボウなどに多く含まれている水溶性食物繊維の一種とされ、善玉菌の一種であるビフィズス菌を増やし、腸内フローラを整えることでお通じを改善することが報告されている。同商品は腸内環境を良好にしたい方、おなかの調子が気になる方に適した食品で、イヌリンは１０gあたり２.３ｇ含まれており、同商品の１日あたりの摂取目安量は２０gとしている。「明治オフスタイル」はクリーミーなおいしさを、「明治オフスタイルべに花」はオレイン酸を多く含む「べに花油」を使用することで、コクのあるおいしさをそれぞれ追求したという。

「明治オフスタイル」「明治オフスタイル」の初回購入理由について（明治調べ）

　また、同社で実施した調査によると、現在販売している「明治オフスタイル」「明治オフスタイルべに花」の初回購入理由に「食物繊維入り」が４２．５％と2番目に高い理由として挙げられたという。また、マーガリンに欲しい成分・機能としても「食物繊維」が４６.６%とトップになったとしている。

マーガリンに欲しい成分・機能について（明治調べ）