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目の見えない白鳥さんとアートを見にいく~10月に読んだ本

老眼のせいか、だんだん文字を追うのが、おっくうになりつつある今日この頃だが、

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この本は面白くて完読出来た。

全盲の美術鑑賞者であり写真家の白鳥さんと複数回に渡って、美術展を訪れる著者の、社会への目線の変化、自身のあり方、障害とは。色々考えさせられたが、描き方が軽快なノンフィクションなので、重いテーマでも楽しく読めた。逆に読み終わる頃には、とても肩の力が抜けた。

わたしたちの日常の行動のすべてが表現という考え方、とても素敵だと思う。

また美術館に行きたくなってしまった。